<< 前のページへ 2013年2月の記事 次のページへ >>
2013年 2月 25日 (月)

お皿に入った野菜の産地へ〜in静岡〜

by あずき

こんにちは!
先日、ちりめん亭の野菜たっぷりのラーメンに
使われている野菜が作られている産地へ研修に行かせていただきました。

今回はちりめん亭の店長さん達とご一緒です!

はじめに、小ネギである「おしゃれねぎ」を見学しにとぴあ浜松さんへ。

集荷場では沢山のおしゃれねぎセロリの箱が!!


ここに集まる野菜は前日の夜から生産者が運び込み、
鮮度を保つためにバキュームという機械で真空状態にし、
2〜3℃で急速に冷やします。

そしてそれぞれの出荷先に振り分けられ、翌日のお昼までには出荷されるそうです。


続いて、おしゃれねぎの圃場へ。

播種から収穫まで冬の時期は90〜100日
夏は50日で収穫でき、
収穫後、冬だと1ヶ月後
夏は20日ほどで次の播種が行われるそうです。

おしゃれねぎを作っている生産者の方はわずか7人
一人あたり6000〜9000束を一日に出荷しています。
もっと多くの人が作っていると思っていたのでびっくりしました。

「おしゃれねぎ」という小ネギを作り続けるため、
これからも土地の拡大や後継者育成に取り組むとおっしゃっていました。


場所は変わり、菊川市の野菜くらぶさんへ。
キャベツレタストマトの畑を見学させていただきました。

はじめにキャベツの畑を見学。

採りたてのキャベツをいただきました。
同じキャベツを育てていても味が違う。
キャベツにも個性があるんですね。

冬武将という品種で、ボール型のキャベツ。
夏場のキャベツは40日くらいで収穫できてしまうそうですが、
冬は半年かかります。
時間がかかった分、甘さ、美味しさが全然違ってくるそうです。

続いてレタス類が植わっている畑に移動。

トンネルの下には立派なサニーレタスがきれいな赤紫色をしていました。

サニーレタスなどのレタスはどれだけ苦味が抑えられるかが課題とのこと。
採りたてのサニーレタスは苦味がほとんどなく、
甘味が口いっぱい広がりました。

最後にトマトのハウスの中へ。
ベッドには元肥は入れず、有機質肥料を点滴であげているそうです。

お楽しみの採りたてを丸かじり!


麗容という品種をいただきました。
麗容は実が赤くなっても軟化しにくいため、熟した状態で収穫できるのが特徴です。

ゼリー状が甘くさっぱりした味わいで、
皮が残らない感じが食べやすかったです。


最後に、トモス様の勉強会に参加させていただきました。
安心安全にこだわり、おいしい野菜を求め、
日々努力されていることを知り、改めてその求道心に心打たれました。

小ネギ一束。トマト一個。キャベツ一個。
それぞれに込められている想いや、努力。
使うお客様はどんな想いで、野菜を求めているのか。
その生の声を聞かせていただき、
この声の架け橋になれるようになりたいと思いました。

生産者様とお客様に満足していただけるお野菜を届けられるよう、
今後も様々な体験をし勉強して、日々業務に取り組んで参ります。



<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS