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2012年 5月 16日 (水)

ベジフルサポート勉強会・レタスとハーブ

by ジュニア野菜ソムリエMichiko

昨日、(株)まつのにて開催された、ベジフルサポートの勉強会に参加しました。

まずは、レタスについてのお話を伺いました。

レタスは、季節を問わず私達の食卓にものぼり、
一年を通してスーパーでも買うことができる野菜の一つですが、
その産地は、季節によって、沖縄から北海道まで全国に渡っています。

大きく分けると、
冬場は暖かい気候の太平洋側や九州など、夏場は涼しい高原や北海道。

そして、種を蒔いてから定植までは20日間。
出荷までの日数は、夏場は約60日。冬場は100日以上。
結構かかるんですね。

畑で育つ間に、雨が多いと、雨水に含まれる成分を吸収してしまい、
苦みが強く美味しいレタスが採れなくなってしまうそうです。

気候や土壌の状態に敏感なレタスは、変形の仕方も様々のようですが、
見た目が悪いものは、味も悪いものが多いそうです。

美味しいレタスの見分け方は、
裏が平らで、芯の切り口が500円玉よりちょっと小さめくらいのもので、
ふわっとしていて玉がしっかりしていて、重くないもの。
下の写真のような感じなんですよ。



そして、美味しくレタスを頂くには、
まず、芯の部分を裏からズボッと押して、指でねじって芯を抜き取り、
ざっくりと4等分くらいにちぎってから使うと、えぐみなども抜けるそうです。
試食させて頂きましたが、瑞々しくて、クセもなく、とても美味しかったです。



レタスのようなキク科の野菜は、芯をつぶし苦みを出すと良いそうです。
なるほど〜!


ところで、レタスにも色々な種類がありますが。。。

こちらは、エンダイブ。
ターサイみたいに広がっていてオモシロイですね。


それから、グリーンリーフ、ロメインレタス、フリルレタスなど。


これは、ピンクロースターという葉の先が赤いレタスが箱に入った状態。


このタイプのレタスは、こんな風に一段で立てて箱詰めするそうです。
8コ入り。フワフワです。


また、出荷の際は、美味しさを保つために、真空にした上で冷気を送り込み、
芯まで冷やして水分を2パーセントほど飛ばすそうです。
水分を飛ばすなんて意外でしたが、
新鮮な状態で供給するために、編み出された技術だそうです。
色々な研究結果、努力があって、
遠方の産地からでも新鮮な野菜が届くようになったのですね。


次に、新しいハーブの紹介がありました。

写真左上から・・
フレンチソレル、エルバステラ、マスタードグリーン、スープセロリ、
レッドチコリ、レッドアジアンマスタード、エンダイブゴールデン。


そして、このハーブやレタスなどを使い、サラダ作りの実践!


私は、レッドチコリと、レッドアジアンマスタード、フレンチソレルには、
ご飯と、サポーターのDecoさん持参の肉味噌や、コチュジャンをつけて、
巻いてみました。ドレッシング無しでも美味しい!
苦みや辛み、酸味のある大きめの葉のハーブには、その形を活かして、
味が濃いものやこってりしたものを巻くこの食べ方はオススメです。
ちょっと、お皿が小さ過ぎましたが・・・
名付けて、♪ハーブリーフ巻きランチ♪ 


こちらは、お土産に頂いて帰った
色や食感の違う数種類のレタスで作ったサラダです。
トッピングは、ブロッコリースプラウト。

名付けて、♪思いっきりレタスサラダ♪


ハーブもそうですが、レタスも複数の種類を組み合わせてサラダを作ると、
形や色、食感、味の違いを楽しめて、とても美味しいですね。


今回の勉強会は、サポーターの皆様と手作りランチタイムも楽しみながら
学ぶことができ、お腹も頭も?いっぱいになりました。
新しいハーブへの興味も湧いてきましたし、
これから店頭でレタスを選ぶ時や、サラダを作る時には、
学んだことがすぐに活かせそうです。

ありがとうございました。



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