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2012年 9月 19日 (水)

水不足を克服して…【小川グリーン研究会】

by ジュニア野菜ソムリエERI


先日、まつの川上集荷センター を訪ね、
小川グリーン研究会 の古原和哉代表にお会いしました!


今年は9月に入っても暑い日が続き、
まとまった雨が降らないため、
レタスや白菜の圃場はカラカラに乾燥しきっています。



水分が不足してしまうと、
レタスは小玉になってしまったり、
葉が巻かず、結球しなくなるなどの影響が見られ…



その上、葉の緑色が濃くなってくるそうです。


ちょうど川上村を訪ねた日は雨が降った直後でしたが、
わずか数時間の雨では土壌をしっかりと潤すことはできないそう。

マルチには水分が浸透するために穴が開いていますが、
マルチで覆われた土壌を潤すには、長時間の雨が必要なのです。



そのため、古原さんはレタスの葉の色の微妙な変化を見極めて、
スプリンクラーで定期的に水やりを行っています。




こうして手間をかけることで、乾燥に負けることなく、
レタスはすくすくと元気に育っています。







そして、時にはレタスを割って確認したり、
自身の舌でレタスの味をしっかりと確かめます。







キク科特有の苦味のあとに口に広がるたっぷりの甘み…
シーズン終盤を迎えても、品質の変わらないレタスを届けようと、
常に努力をされていることが窺えます。



今年のレタスの出荷は10月半ば頃まで。
残りの1ヶ月もお取り引き先様へ美味しいレタスを出荷するため、
今日も生産者の方々は圃場に立ち、レタスと向き合っています…





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