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2009年 6月 26日 (金)

茨城県ブルーベリー農場見学

by admin

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茨城県つくば市にある坂入さんのブルーベリー農場『成和園』にお伺いしました。

3ヘクタールの農地に1200本のブルーベリーの木。
種類は11種類ほどあるそうです。
ここの農場は20年間続いていますが、一度も鳥避けネットを張ったことが無いそうです。
理由を尋ねると・・・
『全部は収穫しきれないから、捨てるなら鳥に食べさせるよ』と・・・。


地面は少々荒めの芝生状態。
理由を尋ねると
『いつでも小さな子供たちが来て、収穫しながらピクニックができるように』
・・・とのこと。

木の周りは丁寧に雑草が取り除かれています。
ブルーベリーの木は丈夫で、20年間鉄砲水などにも負けずに育ってきたそうです。


今まさに色付き始めているブルーベリー
一粒の大きさは直径1.5cm程

ブルーベリーを食べに来る鳥が枝に乗ることで
枝が揺らされて実が下に落ちてしまうそうです。
鳥は完熟(過熟気味)した実のみ食べるため、完熟前(物流可能レベル)に収穫していれば
鳥避けネットなどはたいして必要無いのだとか。


収穫方法は、木の下にかごを置き、親指でやさしく触るとポロポロ落ちます。
欧米では木の下にビニールシートを置き、木を揺さぶり一度に落とすとか。
その方法だと傷がつき潰れ易くなってしまうため
坂入さんは1個ずつ丁寧に収穫します。


収穫後の選果ではじかれてしまう完熟(過熟)ブルーベリー(出荷しても数日と持たないため破棄)
これらはジャム用に使用できます。

収穫直後のブルーベリーは
ブルーム(表面の白い部分)が多いのが新鮮でおいしい証拠です。


こちらのブルーベリーは、
地元のスーパーに出荷されていますが、
欲しい方が圃場を訪れ、好きなだけ収穫できるという
量り売り販売もしています。
自分で収穫される方には格安で提供しているとのことです。

坂入さんは、
『みなさん何人かで来て収穫していただけるなら割り引きます』
と笑っておっしゃってました。
ブルーベリーはそれほど収穫に手間ひまがかかる果実なんだそうです。



ジャムを作る簡単な方法は、
フレッシュブルーベリーをレンジでチン(約2分)
ホカホカの状態はサラサラ、さめるとトロっとします。
自然な甘みと酸味が残るため
そのままヨーグルトなどに入れてもよし。
トーストに塗ってもよいかも。


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