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2013年 12月 16日 (月)

食べ比べで品種の違いを実感!【ヤーコン】

by ジュニア野菜ソムリエERI


私が住む山梨県北杜市は、
ヤーコンの栽培に適しているといわれ、
10月頃から翌年の3月頃まで、
市内の直売所の店頭には
たくさんのヤーコンが並びます。


今回は生産者の方から
栽培期間中は農薬不使用の
ヤーコン3品種を
いただいたので、
早速食べ比べてみました♪





【アンデスの雪】





外皮が薄く、肉質はほぼ白くて、
ほんのりオレンジがかっています。
コリコリした食感で、甘さは控えめ。
後味に若干えぐみが感じられるので
加熱して食べるのが良いでしょう。



【アンデスの乙女】

アントシアニンの着色による
外皮の鮮やかな赤紫色が特徴の品種。
平成23年3月に品種登録されたばかり。





この鮮やかな色合いが
とっても綺麗ですよね。



シャキッとした食感で
さっぱりとした甘み。
えぐみはほとんど無いので、
生食で味わいたいですね。
サラダなどにオススメ!




【サラダオトメ】





外皮がほんのりオレンジがかっていて、
果肉は真っ白。
シャキッとした食感で、
とても甘みが強く、
まるで梨をかじっているかのよう!
こちらも生食向きですが、
きんぴらなどに使えば、
砂糖無しで甘辛い味付けが可能に。


ただ、どの品種も
切ってからすぐに調理をしないと
このように黒ずんでしまいます。
包丁で切ってすぐに水につけるなり、
調味料で和えてしまうのが良いでしょう。





ヤーコンは、
キク科ポリムニア属、
南米のアンデス地方原産で、
フラクトオリゴ糖が豊富で
ポリフェノールや食物繊維を含む
健康野菜として注目を集めています。
特に便秘になりがちな女性には
オススメの野菜ですね。


生産者の五味斉さんは、
その健康効果を
手軽に生活に取り入れてほしいと
ヤーコンを粉末に加工し、
1日5〜15gの摂取を勧めています。



ヤーコンパウダー
牛乳やお茶、ヨーグルトに混ぜたり、
パンやお菓子などの生地に加えたり、
いろいろなお料理に使うことができるそう。

ただ、食べ過ぎてしまうと
逆にお腹がゆるくなってしまうので要注意!


クリスマスや年末年始を迎えたこの時期は、
つい暴飲暴食をしてしまいがち。
お通じが乱れてしまったら、
市販の薬に頼るのではなく、
このような野菜のチカラを
利用してみてはいかがでしょうか。




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