2010年 2月 6日 (土)
マチルダじゃが芋
by トマトラヴ
見た目は同じでも何かが違う
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マチルダというじゃが芋をご存知ですか?
スウェーデンから来た病気に強いじゃが芋です。
ただ病気に強いわけではなく、淡いクリーム色のクセがなく、きめの細かい肉質は食べやすく、特にクリーム系との相性が抜群のじゃが芋です。
マチルダでポテトグラタンを作ると、芋の味滑らかさ、クリームとチーズとのバランスが絶妙な、とっても美味しいグラタンに仕上がります。
このマチルダが、氷温熟成されて入荷しました。
【氷温熟成】とは、
摂氏0℃以下の氷結点(凍り始める温度)で貯蔵され、熟成されるもの。
氷温で貯蔵すると、じゃが芋は細胞の呼吸が抑制されて言わば「冬眠状態」になります。
この時、雑菌の活動がほぼ停止となり、細胞液内の糖や、遊離アミノ酸が増加してうまみと甘いを引き出すのだそうです。
水は0℃で凍ってしまいますが、糖分などが入った水は凍りにくい。
じゃが芋自身、自分が凍らないように眠っている間に糖や旨みを作っていくということです。
野菜の力ってすごいですね。
普通でも美味しいマチルダが、さらに美味しくなった氷温貯蔵のマチルダ。
期間限定の味ですが、いかがでしょうか。
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