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2010年 2月 20日 (土)

産地交流会

by トマトラヴ

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夏場の協力産地、長野のこうみゆうきちゃん倶楽部の皆さんが、今年も産地交流会にやってきました。

今年もお店での交流会及び夏場の出荷品についての作付の打ち合わせを行いました。
今季は6月の時点で7〜10月の出荷予定を出し、事前に店舗様への案内の上、メニューに組み込んでもらい、計画的に出荷していく流れを作っていく必要がある事を全体で認識しました。

昨年同様、こうみゆうきちゃん倶楽部の野菜を店頭販売する予定。

商品の一部として...
■花標津じゃが芋
果皮が赤く、果肉は黄色がかっており食味が非常によい。
昨年突発的に入荷しましたが、食味・品質が非常に良く、お客様からの反応も好評だったので、今季はより多くのお客様に向けて提案していきたいということを説明

■昔きゅうり
みずみずしく、甘い、肌ツヤのよい(現代の?)ものとは違い、肌目は白く(色が抜けたような色目)、皮は固く、ちょっと苦味のある昔ながらの胡瓜。
形はずんぐりとしており、太くて短めです。

■青トマト(若採りトマト)
10月〜 
2段目・3段目は霜にやられてしまうため、毎年多くの廃棄が出ている状態とのこと。→青トマトの取り扱いがあるため取り扱いを前向きに検討したいことをご説明。

■甘なんばん
昨年は大変好評でした。
インパクトもあり、食味の面でもお客様から非常に評価が高い。
形のキレイなもの、規格のそろったものは特に希望しておらず、バラエティのある個性的な野菜を引き続きご提案頂きたいとのことでした。
・甘なんばん(赤)を希望
→9〜10月頃の出荷予定で作付けしていく事が決定致しました。
糖度はフルーツ並み。
緑と赤のコントラストとしてお出しできるので、付け合わせ野菜としてではなく、単品料理としても提供可能。

■規格外、割れ、間引いた物。
産地で捨ててしまう、もしくは自家用として消費されてしまうものを安価な商品として尚且つ産地指定ができるものの提案を産地へ希望致しました。

新規野菜に取り組みお客様の反応をみて来年採用するというような流れでもおもしろいと思いました。

ただこの訳あり品に関しては、産地との信頼関係があるところを選ばなければ、逆に品質の悪いものをお客様に印象づけてしまうことにもなりかねないので慎重に進めていかなくてはいけないと思います。

生産者の方々から地元の調理方法を伺い、こちらとしては商品特徴を伺った上で逆に独自の調理方法を提案させて頂き、双方にとって良い情報交換ができたと思います。

新品種や甘い野菜など、誰もが一般的に好む青果ばかりでなく、昔ながらのちょっとクセのあるような野菜でも、プラスの価値としてお客様へご案内し、伝統野菜(伝統料理)が途絶えることのないよう、提案方法も考えていく必要があることを実感致しました。

今季は昨年より全体的に収量増加予定のため、既存の店舗だけではなく、その他の業態様とも並行して取り扱い店舗を増やしていきたいと思います。

〜番外編〜

打ち合わせの後、会食を行いました。
現在サラダバーで好評の商品も数あるドレッシングやソースを使い色々な味で試してみました。

※大好評のプチヴェールです。
 茹でた状態だと、緑のグラデーションの鮮やかさ・ツヤ感がでてとても目に引きます。食べ応えも十分です。

※赤軸ほうれん草 赤い葉野菜は皿全体の色見が明るくなります。  

※ミニトマト
アイコはヘタに元気があり、食味も良好でした。
アイコに関しての簡単なご紹介POP(お子様でもわかるようなもの)があると反応もより良くなるのではと思いました。


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