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2009年 4月 1日 (水)

徳島視察報告

by admin

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豪快ななると
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瀬戸内海
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水菜
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グリーンリーフ
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サニーレタス
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ロメインレタス
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須美さん
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きゃべつ
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加工用の大根
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九条ねぎ
ここの産地は吉野川の北側・中洲に農地が集中しています。
県(市?)の土地のため、耕作権を買って農家が作物を作っています。
土地は比較的小さく切り取られており、露地栽培とトンネル栽培と簡易ハウスが混在して並んでいます。

露地では、大根・ブロッコリー・ハクサイ・キャベツ・菜の花
トンネルでは、リーフ類・春人参・小松菜
簡易ハウスでは、青葱・水菜 
等、色々な作物が栽培されています。


生産者の須見さん。須見さんの家は肥料屋でもあり、生産者の取りまとめ役です。
毎日の出荷が滞りなくできるよう、数量の調整は須見さんの畑で行っている。
その為、須見さんのリーフは小さかったり、品質にブレがあったり・・・ということも起こってきます。
商品の品質のブレには、天候や畑の状況、生産者の力量以外にも様々な理由があることを改めて考えさせられます。
現在まつのへはグリーンリーフ・サニー・ロメイン・大根を出荷。

今回、グリーン・サニー・ロメインのトンネルは場所の異なる2箇所を見せてもらいました。
1箇所目は、1月に入っての日照不足で生育不良に陥っており
葉の枯れ、色づきも薄く、全体的に小さかったです。
特にロメインは収穫が困難でまつのへの納品も現在止まっている。
もう1箇所の圃場は生育順調で、来週にはロメインも供給できるとのことです。

グリーンリーフ圃場
トンネル栽培。場所によって3列播きにしたり4列播きにしたりと一畝にどのように播種するか工夫されています。
やはり4列播きにしたほうが取れる株数は増えるが、3列播きのほうが株の肥大具合・品質共によさそうでした。
 
サニーレタス圃場
赤い色がつく関係でグリーンリーフより1週間ほど生育に時間がかかります。
寒さにあてると葉の赤色が強くなるため、出荷前に数日ビニールを取ってから収穫するとのことです。

大根
徳島は土が軟らかくさらっとしているため、いい大根が出来ます。
抵抗が少ないため、曲がったり又分かれしたりするのが少ないんです。

青葱の圃場
種は九条葱。現在まつの東京へ出荷しています。
お好み焼きやさんでたくさん使っていただいています。 
根を残して刈り取っての出荷の為、同株より2〜3回の収穫ができます。
ただし、刈り取るたびに背丈が伸びにくくなるため2〜3回目の収量はやはり落ちるとのことです。


関西にとって徳島は
距離的にも近く、大型・葉物・果菜類と多品目を生産している産地なので、産直の取り組みをするには適した地域です。

産地へ行き、生産者さんとじかにコミュニケーションをとることで

店で料理する人へ、センターでピッキングをする人へ、
今握っているその1つの野菜について少しでも伝えたい
そして生産者にはどんな風に料理されて、どんな風に食べられているのかを知ってもらいたいという気持ちでいっぱいです。

価格があえばええですねん、なんていうつきあいの商売はしたくない。
との気持ちをもって 店舗へ産地へ行きたいと思っております。

以上ご報告いたします。


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