2010年 12月 16日 (木)
〜キャベツを求めて愛知を縦断〜
by トマトラヴ
美味しいキャベツを求めていざ愛知へ!
今日モス気分〜
まぶしい日差し、抜けるような青空
葉先が赤いのは寒さにあたった証拠
いきいき愛知の看板
サラサラの砂地
畑に蛇口が
こんなところから
ピカピカ光るキャベツ
よく落ちないな。という積み方で積まれたキャベツ達
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〜キャベツを求めて愛知を縦断〜
今回はキャベツの産地を視察するため 愛知県へ。
朝が早めだったために今回は前日の夜に名古屋入り。
今回使用させていただいたホテルは 1階がモスバーガーになっており、何と モーニングが「 モス」という驚きのホテル。
朝から「 今日モス気分〜」でセットのホットドックをチョイス。
(ハンバーガーまでは気合入らず...すみません)
寝起きのオニポテに苦戦しましたが 完食。
今日は2ヶ所の産地視察。
まずは愛知県の西に突き出した知多半島
JAあいち知多 いきいき愛知推進部会の
キャベツの視察。
いざ、知多に向けて出発。
昨日の雨はどこへやら。
日頃の行いの良さなのか、天気予報は雨のちはれの予報でしたが、スタートからまぶしい程のおひさまと抜けるような 青空。
はじめに農協の事務所で実際の栽培について詳しく
質疑応答。
組織の内容や、土作り、栽培管理や農協の指導方法、施設のこと、部会や今年の作柄、今後の出荷の見込みなどなど事細かくチェック。
愛知県内で生産・出荷されるお米・野菜・果物のうち、地域の慣行栽培基準から節減対象農薬や化学肥料(窒素成分)を5割以上減らして栽培した農産 物を「特別栽培農産物」「 いきいき愛知」農産物とし て認証しています。
私たちが現在取引をさせて頂いている商品もこの いきいき愛知の認証に準ずる商品です。
いきいき愛知の認証の元栽培されている野菜には畑の横に目印の 看板を立てています。
この地域は水はけのよい 砂地の土壌。
大根や玉葱などの 土ものをはじめとして 味の良い野菜が出来る土壌です。
また、1961年に開かれた岐阜県八百津町から知多半島の先端南知多町まで伸びる 愛知用水
のおかげで各畑に灌水設備がひかれており、美味しい野菜を作る環境が整っています。
こんなところに蛇口が..。どうやってこの用水設備を引き入れたのか。
小学校の時に習ったような記憶がありますが、先人の苦労が今の 野菜王国愛知を支えて いるのだなと改めて実感致しました。
残念ながら訪れた圃場の収穫は今日はお休み。
しかし、たまたま通りかかった畑では見事に育ったキャベツの収穫が行われていました。
今年は猛暑の影響があり、苗の時期に水が足りなく、同じ時期に出荷のある他県などでは巻が緩いキャベツがなども発生している中、こちらは灌水設備のおかげもあってか、しっかり重量の乗ったキャベツに出来上がっていました。
太陽の光を浴びて ピカピカ光っていました。
お話を少し伺うと、このところの朝晩の冷え込みで病気や虫の発生が少なく、農薬の出番がなくこの畑でも1回くらいしか使っていないとおっしゃっていました。
今年の夏の猛暑を受けての今期の作柄について質問したところ、7月中旬の熱い中での育苗期、 暑さで苗の成長が遅れたり、発芽率がかなり悪い状況に ありました。
また、 定植時に雨が少なく、地温が高い状況で定植が遅れましたが、それ以降は徐々に回復傾向にあり現在は 順調とのこと。
10月下旬から出荷がスタートしたこの産地は品種の切り替わりなどありますが、5月上旬頃までの出荷を予定しています。
つづく..
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