元日から本格懐石、草門去来荘さんの
華やかな御節料理を頂きました。

二段重に30種類の縁起物の美しいお料理が並べられ、
蓋を開けたとたん、幸せな気分になりました。



まず届いたダンボールを開けると、上品な臙脂色の風呂敷包みが！



風呂敷を紐解くと、檜の二段重が現れました。
稲穂と共に美しい演出です。



一番上の蓋を開けると壱乃重です。

左上から

・黒豆　紅白丁呂木
・栗きんとん
・新筍旨煮と巻海老芝煮
・紅白小袖　公魚白板昆布巻き
・和牛ロースト　酢焚き牛蒡（胡麻）

中央左から

・海老芋煮〆木の実
・数の子味味噌漬け
・いくら漬けかぼす釜
・華百合根蜜煮　天豆蜜煮　くわい甘露煮
・鮭西京焼き　はじかみ

下段左から

・昆布巻き
・柚子膾（大根・人参・胡瓜・くらげ・生子・柚子）
・里芋白煮　梅人参　手毬麩
・笹巻き麩　菊花かぶら甘酢漬け
・鶏松風（けしの実）



こちらの写真は弐乃重

左上から

・鮎甘露煮
・穴子鳴戸巻き
・華蓮根甘酢漬け　鯛生寿司
・鶏蕗巻き
・鰤柚庵焼き

中央左から

・平目昆布〆　柿砧巻き　からすみ
・金時芋松風
・鮑の醤油煮る　菜の花昆布〆
・くるみ飴焚き　田作り　ちしゃとう味噌漬け
・よもぎ麩　小豆麩　海老団子

下段左から

・結びこんにゃく辛煮　五三竹艶煮
・鯧西京焼き
・合鴨ロース煮　金柑蜜煮
・烏賊　うに　焼き青のり
・豚バラ黒酢煮



美しくお料理された野菜を中心にお皿にとってみました。

お正月しか頂く機会のないクワイや
美しい梅の形にカットされた金時人参、
真っ白なのに、薄味が中まで均等に浸み込んでいる里芋、
菜の花の昆布巻き、酢蓮根や天豆、金柑など、
日本の伝統料理でも昔から野菜を食べることの大切さは
引き継がれているのでしょうね。

どの一品も素晴らしくて
素材の味を生かした味付けでプロの職人技に感激しました。

御節料理は一品一品、縁起物の意味のあるお料理になっていると思いますが、
海の幸、山の幸、両方が味わえ、とても豊かな気分で頂けました。

ぜひ六百坪もの本格的な日本庭園のある本店で
由緒ある懐石料理も頂いてみたいと思いました。