2011年 1月 14日 (金)
最低気温が続く中、野菜も被害が出始めています。
by トマトラヴ
中が変色 (低温障害)
小玉で固い
外葉が多い
紫がかった色に変色
色が回らず青い (※奥は通常の状態)
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連日
「強い冬型の気圧配置が...」
「各地で大雪の見込みとなっており....」
「今年一番の冷え込みで....」
などという 寒いニュースが続いていますが、寒いのは人間だけでなく、野菜や果物も同じ。
この寒さで影響が出て始めております。
特に、現在 レタスをはじめとする葉物や、
なす、きゅうり、トマトなど果菜類の
メイン産地である九州地方にも週末から大雪などの予報が出ており 今後かなりの影響が出る見込みとなっております。
【なす】
低温により 果肉が茶色く変色。(低温障害)
【胡瓜】
果肉の部分が 黄色っぽく変色するという
低温障害が現れます。
【レタス類】
冷え込みによる生育不良に伴う 小玉、
玉が巻かず成長が止まり 外葉過多。
また玉が大きくならずに葉が巻き始めてしまい、
固い玉に。
【キャベツ・ブロッコリー・クレソン・ミントなど】
冷え込みによりアントシアンの生成が盛んになり、
葉が 黒紫がかった色に変色。
【トマト】
冷え込みによりなかなか着色せずに 青玉。
など。
これらの状況は、 冷え込みによる生理障害によるものでございます。
予めご了承いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
今後も各産地と情報をとりあい、数量、品質の安定に努めてまいりますが、状況のご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
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