2011年 1月 25日 (火)
レタス類激減!高騰!小玉!!
by トマトラヴ
葉が大きくならず、このように小さいまま葉が巻きはじめてしまい小玉のレタスに
収穫されたレタス。 よく見ると葉の一部色の濃いところが...
葉の中の水分が凍り、レタスが凍傷にかかった状態。 葉の表面が剥離してしまっている。
葉先の色が黄色っぽく変色してしまっているグリーンリーフ
本来緑色の葉が、低温により紫を帯びた色に変色してしまっている。
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引き続き、日本列島寒波に覆われ低温続き、更には雨が少なく カラカラの 乾燥状態。
インフルエンザも猛威をふるっておりますが、レタス類をはじめとする野菜全般も
先週に増して大きな影響が出ております。
レタス類
品薄、高騰しており、小玉傾向です。
低温と干ばつにより、生育がストップしてしまい、小玉の傾向
朝晩の冷え込みにより、葉の水分が凍結、剥離した状態になってしまう。
レタス類小玉の原因としては...
この時期のレタスには10〜12℃程の温度が適していますが、九州地方軒並み 3〜5℃の低温続き。
更には曇天が続いて 日照不足。乾燥による 干ばつも手伝い、 玉が巻かない、 小玉などの傾向となっております。
グリーンリーフ・ロメインレタスなどは日照不足と寒さの影響から肥料分を吸い上げることが出来ず、ヨウ素欠乏のため 葉の淵(外側)がやや黄色っぽくなるなどの影響も出てきております。
(枯れではありません。)
これはほうれん草や、小松菜、春菊などの葉物にも見られます。
特にレタス類は小玉で各地共に収穫量が激減しており、当面の間は品薄高騰が続く見込みです
きゃべつなども低温による生育不良で 小玉傾向。
またアントシアン(ポリフェノールの一種)の生成により葉が 紫色に変色する
(※加熱をすると緑色に戻ります。)
などの生理現象も出てきております。
この色の変化はブロッコリーやミント類、クレソンなどにも見られます。
なす・胡瓜
引き続き低温により 果肉の変色が多発。
特に冬場の主要産地である高知県では甚大な被害が出ております。
ゴーヤやインゲン、ピーマンなどの果菜類も被害大。
この先も真冬の天候が続くと予報が出ており、
低温はまだ数週間続く見通しです。
当面の間はこの 小玉傾向、 品薄状況、 価格の高騰は続く見込みとなっております。
引き続き各産地と協力し、数量、品質の安定に努めてまいりますが、状況のご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
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