お客様より

「ターサイを頼んだが、違う商品が届いた。
　　　　　　交換に来てもらったが、また同じ野菜を持って来た。」

とのお電話をいただきました。



商品を確認したところ、
初めにお届けした商品も、交換でお持ちした商品も
確かに上記写真、静岡産の「ターサイ」であることがわかりました。



詳しくお話を伺うと
お客様の言われている「ターサイ」は上の写真のようなものでした。



実際は、どちらも「ターサイ」
「ターサイ」は季節によって異なる形状をしている野菜なのです。

夏場のものは、葉の数も少なく茎が長いために放射状ではなく、
小松菜やチンゲン菜のような形をしています。

旬の時期である冬場のものは
一株に30〜50枚ほどの葉を放射状につけ、
茎（葉柄）も短く、葉が重なって横に広がり地面に張り付いたような
特徴的な草姿を示します。

この形状は重なり合う葉の形がバラの花に似ているので「ロゼット」といいます。

「タア」とは中国語では「つぶれた」「へこんだ」という意味。
現在は1年中見かけますが、
２月ごろに収穫するものが最も美味しいことから「きさらぎな（如月菜）」とも呼ばれます。
寒さには強く、むしろ霜に当たると葉が柔らかくなり、
甘味が増して、美味しくなる野菜です。


季節によって変化がある野菜の状況をお伝えすること
我々まつのの大切な使命であると考えます。

私達自身も学びながら情報発信を行ってまいります。