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産地情報
農事組合法人四季菜くらぶ
- 所在地
- 茨城県結城郡
お客様視点での野菜づくりを徹底する匠の集団
「自分の栽培した作物を自分の決めた値段で売りたい」と、2003年に発起人5人で農事組合法人「四季菜くらぶ」を設立。「高い農業生産技術を共有し、各農家の経営を守る公平・平等な組織を作ろう」との志を掲げ、産地一体となって栽培技術の向上に取り組んでいます。
重視するのは「お客様視点」での野菜づくり。調理時に歩留まりの良い品種を選定し、規格や荷姿もピッキングや店舗様での使い勝手を考慮。「こういったアイテムはつくれませんか?」というリクエストにも、積極的に応えて頂いています。
なかでも大切にするのは「安全・安心」と「美味しさ」。防虫ネットの使用や太陽熱消毒などで農薬の使用をなるべく抑え、収穫時にはどの生産者のどの畑で採れたものかを記録。出荷箱にも生産者の名前を記載してトレーザビリティを確立しています。
そして「美味しさ」のために、栽培する品種も厳選。例えば、同じレタスでも品種で味が違うため、実際に自分たちで栽培してみて試食会を開き、納得できる味の品種を導入するこだわりよう。肥料会社と3年かけてオリジナルの肥料を開発するなど、日々美味しさを追求した栽培を行っています。
産地の特徴
抜群のチームワークで美味しい野菜を供給
四季菜くらぶが位置する八千代町は茨城県の南西に位置し、年間8カ月間は野菜栽培に適しているという温暖なエリア。恵まれた気候を生かして、レタス、サニーレタス、グリーンリーフ、きゃべつ、ほうれん草、 ブロッコリー、にんじん、きゅうり、長ネギ、春菊、小ねぎ、ピーマンなど、さまざまな品目を栽培しています。
生産者間で素晴らしい連携を取っているのも、四季菜くらぶの特徴です。例えば、「連作障害」といって、同じ野菜を同じ畑でつくり続けると病気や害虫が発生しやすくなる問題。その対策のために毎年の作付け計画をメンバー同士で協議し、四季菜くらぶ全体で品目のローテーションを組むといった工夫をされています。
まつのとの取り組み
2003年から産直契約取引をスタート。当初は玉レタスのみの取引でしたが、今ではキャベツ・リーフ類・ほうれん草、きゅうり・ニンジンなど多くの野菜を契約するに至りました。
野菜の品質・美味しさを第一とする弊社の姿勢に賛同して頂き、温暖化の影響を考えいち早く真空予冷設備を導入。お客様からの要望を受けて新しい作物の栽培にも意欲的に挑戦し、万願寺唐辛子や春菊、赤軸ほうれん草などの多くの季節野菜が、弊社お取引先様のメニューに使用されています。
また産地での作業効率よりも、まつのでのピッキング効率を優先に考えていただき、より利便性の高い質・量でのパッケージングをしていただいています。
栽培技術や環境の向上のために、まつのの他の契約産地視察にも意欲的に同行。沖縄や熊本、長野、茨城の産地のほか種苗会社の展示会等、フットワークよく訪問して積極的に情報交換をし、吸収した知見を自社の栽培に取り入れておられます。
まつのの新入社員研修先としても毎年お世話になり、「幸せ野菜ボックス」にも人気アイテムを多数提供いただいています。