幸せ野菜ランチレポート

【今年も無病息災に】七草粥&鏡開き

新しい一年の到来を祝うお正月は、年間の節日のなかでも最も大切な日。食にまつわる行事も、おせちに始まり、七草粥、鏡開きと続きます。七草粥は、早春にいち早く芽吹く七草をいただくことで邪気を払い一年の無病息災を祈る行事食。「せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」がよく知られる七草ですが、地方によっては七草の種類が異なることもあり、必ずしも七種類を入れないこともあるのだとか。

ということで、今年はまつの流七草粥。出荷できなかった野菜を乾燥や冷凍で保存して活用する『もったいない七草スープ粥』です。

まつの七草粥・鏡開き

大根の葉は細かく刻んで乾燥し、

まつの七草粥・鏡開き

菜花は固めに茹でたものを刻んで冷凍。

まつの七草粥・鏡開き

前日にロスが出たかぶの葉はフレッシュなまま茹でて刻んで。

まつの七草粥・鏡開き

そのほか小松菜、キャベツ、レタス、白菜をプラス。キッチンの中国人スタッフによる中華風の味付けで、スープ風の中華粥に仕立てました。

まつの七草粥・鏡開き

野菜の滋養が溶け出し、鶏ガラのダシが食欲をそそるスープ粥。寒い冷蔵センターで冷えた身体がなかから温まる美味しさです。

そして、本日1月11日は「鏡開き」。年神様がいる松の内の間お供えした鏡餅を、松の内が過ぎたら下げ、無病息災を願っていいただく行事です。「おしるこ」が定番ですが、食べ方に決まりはなく、今年は「お雑煮」と2本立てに。

まつの七草粥・鏡開き

年神様の力が宿った鏡餅を、みんなで分けあって食べることで一年の幸せを願う。ささやかな振る舞いですが、食べることは心と身体を元気にすること。食べることは幸せにつながること。今年もまつのキッチンは「食」を大切に、「食の文化」も大切に伝えてまいります。

まつの七草粥・鏡開き

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