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新年おめでとうございます。平成から令和へと時代が変わり、初めて迎えるお正月。年末年始の出荷を支える従業員に向けて、恒例の年越しそばとお雑煮のランチを提供しました。
腕をふるったのは元カフェオーナーの営業部スタッフと、中国籍のキッチンスタッフ。部署横断で応援に入り日本の年末年始の伝統料理を伝える、日中合作での祝いの膳です。
毎年恒例、まつののお取引先様のこだわりの自家製麺蕎麦に
かつおが香るあつあつの出汁をはり、薬味のネギもたっぷりと。
今年は山芋も添えたとろろ蕎麦。出汁の香りに食欲がそそられ、身体が芯から温まります。
ベトナムにはそば粉でつくる蕎麦はないそうで、初体験の従業員もいましたが「美味しい!」と好評でした。
年末、保育園がお休みに入るとママ社員が子連れ出勤し、事務所に可愛いメンバーが加わるのもまつの恒例の年の瀬の風景。年越しそばも気に入ってもらえたようです。
元旦の本日は、お雑煮と紅白なますに黒豆を添えたお正月ランチ。
なますは紅白の水引に色合いが似ていることから、一年の幸運を願っていただく一品。
今年は松野社長のふるまいで、故郷・山梨県の特産「枯露柿」も刻み入れ、関東以北のお正月には欠かせない酢ダコ、「多幸」のごろ合わせで幸を呼び寄せる食材も加わった一品になりました。
お雑煮はこんがり焼き上げたお餅に梅型の大根、人参で彩を添え、たっぷりのどんこ(椎茸)でとった出汁をはったもの。
これもベトナムの従業員に大好評。新年の食卓の会話が弾みます。
祝いの膳の由来も、日本語・中国語・ベトナム語・英語の4カ国語で掲示。食事を提供するだけでなく、日本の伝統文化を伝えていくことも、まつの恒例の取り組みです。
スリランカのスタッフも「お餅は日本で初めて食べました!」と、この笑顔。元旦から元気に2020年の仕事始めです。
中国のキッチンスタッフがつくってくれた日本のお正月料理に、ベトナムやスリランカの従業員が舌鼓を打ち、皆で新年を祝う。まつのが目指す多国籍ファミリーの姿がここにあります。
言葉はみんな、違っても、みんなの心は同じ。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
思いやりと協力で世界はひとつ。
これは、松野社長が大学生のときに作詞した歌「小さな世界」の一節。「少年の船」の指導員を務め、大海原のただなかで子どもたちに「世界はひとつ」であることを伝えるために編んだ歌詞です。
心がひとつになれば、世界はひとつになる。食が人をつなぎ、心もつないでく──まつのキッチンがそうした場になれるよう、2020年も多国籍ファミリーの食卓を支えてまいります。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。