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北海道から九州まで、全国24名の野菜ソムリエが在籍する『まつのベジフルサポーター』。日本の野菜・果物の魅力の発信を使命に、日ごろは各地で活動するメンバーが一堂に集う全国研修会の第4回目を、さる2月20日・21日に実施しました。
今回の学びのテーマは4つ。
1.ベジフルサポーターとしての「ありたい姿」の発表・共有 2.農業生産の先進事例に学ぶ「サラダボウル 田中社長ご講演」 3.商品研究「品種の食べ比べ検討会」 4.レストラン・メニュー研究「サラダバー勉強会」
限られた時間に濃密な学びを凝縮し、モチベーションを高め合った2日間となりました。
1.ベジフルサポーターとしての「ありたい姿」の発表・共有
日本野菜ソムリエ協会の理事として、野菜ソムリエ資格取得者に活動の場を提供することが、ベジフルサポーター制度を創設した目的の一つです。冒頭、松野社長から改めてその期待をお伝えしました。
料理教室の主宰者や管理栄養士などメンバーの経歴は多彩。活動のあり方は一つではありません。ベジフルサポーターの機会を通じて何を目指すのか、改めて各自の「ありたい姿」を発表しあいました。
何かを成し遂げるには、ゴールを描くことが大切。自分のテーマを明確にすることでやるべき事や、やりたい事が明らかになり、仲間の発表に刺激をもらって、それぞれの中に思いのうねりが高まっていく・・・。多彩なメンバーが集まるからこそのまつのベジフルサポーターの可能性を改めて感じた、熱い時間になりました。
2.農業生産の先進事例に学ぶ「サラダボウル 田中社長ご講演」
野菜・果物の魅力を発信するには、畑の生産現場を知ることから。今回は、金融業界から農業に転身し、農業生産法人(株)サラダボウルを率いる田中進社長に、挑戦の軌跡をご講演いただきました。
トヨタ流「カイゼン活動」を取り入れて農作業を再構築し、長年の勘や経験を持たない若いスタッフにもできる農業を実践する田中社長。「私たちは農業の『新しいカタチ』を創ろうとしています」という取り組みは学びに満ちた独創的なものばかり。
食い入るように聴いていたメンバーたち。農業の捉え方が変わっただけでなく、それぞれの活動に活かせるヒントを得た、刺激に満ちたご講演でした。田中社長、ありがとうございました!
そして、まつのの研修恒例の楽しく美味しい学びの時間、食べ比べ検討会。
今回はトマト14品種、イチゴ30品種を集めた圧巻の食べ比べを行いました。
その模様は後編でお伝え致します!