- 03-5753-3728 受付時間 10:00~17:00
東京都心も大雪に見舞われた1月22日(月)から10日、気温の上昇が望まれておりますが逆に冷え込みが厳しくなっています。連日のように続く氷点下の寒さにあわせ、先週からの降雪により産地では野菜の生育が止まり、出荷量減少、小玉、軽量ですが低温障害も多発し、大型野菜の被害が増幅しております。
キャベツ
【中が黒くなっている】
氷点下の畑で内部が凍結と解凍をくり返し、組織壊疽により部分的に黒くなることで起こります。黒い部分以外は問題ございません。外側から判別できないこともありますため、万が一お届けのキャベツにこうした症状がありましたら、黒い部分を除去してご利用いただけますようお願い申し上げます。
【外の葉や中が紫(赤く)変色している】
傷み等ではなく、野菜が寒さにあたった証拠。キャベツをはじめとするアブラナ科の野菜は、冬場に低温にさらされるとポリフェノールの一種「アントシアン」という色素が生成され、葉の表面や内側が紫色になることがあります。
寒さにあたった野菜は、凍らないように糖分を蓄えるため、この色は「甘みが増しておいしい」というサインでもあります。なお、紫の色素は加熱をすると通常のキャベツの色に戻ります。
詳細は以下をご参照ください。
大根
【中が黒くなっている】
急な気温変化や生理障害等による「黒芯病」と思われます。畑の土の栄養分と水分によっても影響を受けることがございます。その他、黒い・青い場合は病気の可能性もあります。万が一、黒変が見られた場合は、御迷惑をお掛けし誠に恐れ入りますが弊社まで御連絡をいただき、補填納品や伝票処理にて対応させて下さいますようよろしくお願い申し上げます。
詳細は以下をご参照ください。
白菜
【外葉が凍ったように萎れている】
実際に畑で凍っていますが、なかの葉の品質に問題はございません。
外葉の表皮の薄皮がはがれている、雪がついている、外葉が枯れている等も、同様に寒さによる影響です。
商品保護のためこうした外葉もつけたまま出荷させていただいておりますので、取り除き、内側をご使用いただけますようお願い申し上げます。
詳細は以下をご参照ください。
全体的に生育が停滞しており小玉・軽量傾向、出荷量も減少しているため、通常期の基準・重量などを満たせない場合も引き続き発生しております。産地状況をご理解賜り、ご容赦いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。