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野菜果物・産地情報(2023年12月)

小春日和の温かさでスタートした12月、今年は暖冬傾向が予想されていますが、一時的な寒気の流れ込みで大雪になる可能性もあるとのこと。現時点での産地状況をお伝えいたします。

葉菜類

長ねぎ

ようやく気温が下がって適度な降雨もあり回復してきましたが細物傾向が続いております。また寒くなると生育が停滞する可能性があるため、例年より若干少ない見込みです。

水菜

生育が前進傾向のため前半は出荷量が多く豊作、その分後半に次との端境が発生する可能性があります。また、気温低下によっては冷害・品質低下も懸念されます。

輸入アスパラガス(2L・L)

収穫量が増え、価格も多少落ち着く傾向にあります。

アスパラガス(3L)

3Lクラスの太物の入荷は終了しました。次は春先の国産となります。

空心菜

寒さから生産量が激減、価格も高騰する見込みです。

果菜類

 

米茄子

気温低下で入荷量は減少しております。

パプリカ(赤・黄・緑・オレンジ/輸入)

韓国産は12月上旬まで順調。以降は花飛び(花芽(蕾)が落ちて実がつかない)した段があり出荷量が減少する見込みです。

かぼちゃ

輸入(メキシコ産中心)となります。年明以降のニュージーランド産はハリケーン被害があり減産が見込まれています。国産は鹿児島が12月上旬から出始める予定です。

オクラ

国産終了し輸入に切り替わり(タイ、フィリピン等)、価格や上昇傾向です。

ししとう

正月商材のため、月の前半・後半で価格が大きく変動する見込みです。

土物類

じゃが芋(2L・M)・メークイン

産地・北海道の猛暑の影響で、病害や傷み・腐りのあるものが多くみられます。

じゃが芋(S・SS)・新じゃが芋(S)

生育は順調、12月上旬に九州産に切り替わります。

玉ねぎ(2L・L)

やはり猛暑の影響で病害や傷み・腐り果が多く、選果が遅れがちとなっています。また、生育段階で肥大しなかったことから、年明け以降の2Lサイズの入荷は不透明となっております。

蓮根

正月商材のため、月の前半・後半で価格が大きく変動する見込みです。

豆類

空豆

鹿児島産がスタート、Lサイズでのご提供となります。

絹さや

正月商材のため、月の前半・後半で価格が大きく変動する見込みです。

香菜類・ハーブ・小物ほか

みょうが

気温低下で入荷減。正月商材のため、月の前半・後半で価格が大きく変動する見込みです。

すだち

猛暑の影響から貯蔵品の品質に難あり。

ハーブ類全般

諸経費増の影響から、全体的に価格が上昇傾向となっています。特にタイム、ローズマリーは寒さの影響から生育が鈍化し、価格高騰の見込みです。

にんにく(輸入・中国)

皮むき・皮付ともに産地不作により輸入各社値上げとなっております。

果物

輸入柑橘(レモン・オレンジ・グレープフルーツ(白・ルビー)

アメリカ産がメイン、円安により各社値上げとなっております。

輸入いちご

12月末頃まで入荷ある見込みです。

国産いちご(2L・L)

関東は主要産地栃木県が「とちおとめ」から「とちあいか」に主要品種が移行し、品種特性により大玉傾向、2L中心になる見込みです。価格はクリスマス需要の影響を受ける第3週目が最高値となります。

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