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さる2月28日、トキタ種苗株式会社と共催で外食企業様向けに「イタリア野菜試食会」を実施いたしました。
トキタ種苗は1917年創業、今年100周年を迎える歴史ある種苗メーカーです。私たちが日ごろ食べている野菜・果物は、その多くが人工的に品種改良されたもの。その改良や新品種の開発を手掛けるのが、トキタ種苗をはじめとする「種苗メーカー」です。
弊社ではこれまで「畑(産地)とテーブルをつなぐ」取り組みを重ねて参りましたが、今回は「種苗メーカーとテーブルをつなぐ」取り組みの第一弾。
当日は大手レストランチェーンの購買・メニュー開発のご責任者・ご担当者様はじめ高級イタリアンのシェフなど、外食業界の各社・各店様が一堂に会される会となりました。
テーマは、トキタ種苗が「グストイタリアプロジェクト」として2010年から注力する「イタリア野菜」。
日本の気候風土に合わせた品種改良を行った「国産イタリア野菜」のプレゼンテーションです。
品種の特性や使い勝手、年間の産地リレーや時期による形状・味わいの違いまで、品種を知り尽くす種苗会社ならではのプレゼン。
試食では、加熱方法による食味の変化を「生食・ボイル・ソテー」の3種でシンプルに味わっていただきました。
「見る」「食べる」「知る」の観点から構成した今回の試食会。実は目的としたことがもう1つあります。それは、種苗会社と外食業界の方々との意見交換の場とすること。
これまでの品種開発で主なテーマとされてきた「耐病性」「多収性」などの栽培面の課題に加えて、野菜を使用する実需の方々のニーズを種苗会社にダイレクトに伝えることで、新しい品種や規格が生まれるきっかけの一助となれば。
その思いからトキタ種苗のご協力を得て実現したこの度の試食会では、ご参加各社様から今後の品種開発への具体的なご要望をいくつかいただくことができました。
お客様の「買い物代理人」となることがまつのの使命。産地開拓や仕入れの目利きだけでなく、品種開発にまで遡ってお客様のニーズをおつなぎする。その役目を果たせるよう、今後もさまざまな機会のご提供や情報発信を続けてまいります。
何かご要望がございましたら、いつでも弊社担当者までお気軽にご用命ください。