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さる12月21日(木)、中国・福建省の省都である福州市(人口700万人)政府の食品安全局の視察に受け入れを行いました。
著しい成長を続ける中国において、食の分野での関心が高まっているのが「安全・安心」の問題。
官民一体となって、産地から食卓まで食の安全性の仕組みづくりが行われているなか、民間企業の一例として弊社に視察の申し入れをいただき、食品安全局のトップ以下6名の方々が来社されました。
前回の中国企業・永輝超市様の視察と同様、中国出身の女性幹部より弊社新センターの概要をご案内。
農水省、東京都庁、各卸市場、食品検査機関等を回る視察ツアーのなかで、民間企業の視察は弊社一社とのこと。
産地とお客様とをつなぐ新センターのコールドチェーン機能や
葉物の鮮度を保つ加湿冷蔵保管庫など、商品特性にあわせた品質管理体制
出荷現場を支える中国人スタッフの活躍ぶりを紹介させていただきました。
現場視察後は、今が旬の「りんご」4品種(紅あかり・ぐんま名月・高徳・サンふじ)を試食いただきながら質疑応答。
「産地からのトレーサビリティの仕組みは?」「センター内の衛生レベルの区分は?」「動線・ゾーニングの設計は?」「商品管理の温度帯は?」など、センターご案内中から質問を矢継ぎ早いいただきましたが
視察後も質問は尽きず、地方政府幹部の方々の「食の安全・安心」に対する危機意識の強さが伝わってまいりました。
「まつのの仕組み・ノウハウを中国に導入したい」との有り難いご評価も。
「安全・安心」の仕組みづくりは、弊社もまだ道半ば。ISO22000(食品安全マネジメンシステム)認証取得に向けて取り組みを進めている途上ですが、いつか日中交流のお役にも立てるようさらに邁進しなければと、また決意を新たにする機会となりました。
弊社役員および中国人幹部スタッフと記念の一枚。
福州市政府の皆さまとの出会いとご縁に感謝申し上げます。この度は貴重な機会を、誠にありがとうございました。