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「平成」から新しい元号へと時代の節目となる本年、まつのも設立から35年を経て、お陰様をもちまして36期目を迎えます。その新年7日目を迎えた本日、恒例の年頭の全社員一斉朝礼を行いました。

まずは神棚に社長、役員以下、従業員で参拝。旧年中のご加護の御礼と、本年も弊社の務めをしっかりと果たせるよう祈願いたしました。

昨年の年頭朝礼で「従業員満足なくして お客様満足なし」を掲げた2018年。厨房・食堂が格段にグレードアップした「まつのキッチン」でのランチ提供や子連れ出勤制度のスタートなど、一昨年にはない取り組みを重ねてまいりました。

そして迎えた2019年。弊社代表 松野貞文による年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。

「皆さん、改めて新年おめでとうございます。昨年は私が35年間事業をしてきた中でも、初めてといっていいほど厳しい年でした。相次ぐ異常気象・天候災害に相場が乱高下し、荒波に揉まれた一年です。

今年もおそらくいろいろあるでしょう。しかし、逃げていては道は拓けません。野菜を扱う以上、これは宿命と覚悟しなくてはならない。すべては腹をくくることから始まるのです。

そうした中で、我々がいかに使命・役割を果たせるか。まつのが社会から必要としていただける存在か、今年は真価が問われる勝負の年になります。

ここからこうして皆さんの決意の表情を見ると、「たくましくなった」と感じます。

戦力は整いました。私も先頭に立って突き進みます。今年も一年、共にがんばっていきましょう」

朝賀 昭 最高顧問からは、田中角栄元総理の言葉を今年一年の指針としていただきました。朝賀顧問は田中角栄元総理に秘書として23年間仕え、最盛期には総勢1000人を超える秘書団を、お庭番のトップとして率いてきた方です。

折に触れて田中先生の言葉を示していただく中、今日最も心に残ったのは「我以外皆我師」という言葉。

「自分以外のものは、 人でも物事でも何でも、自分に何かを教えてくれる先生だという意味の言葉です。田中先生はよくこのことを言われていました。経験や実績を積むと『学ぶ心』を忘れ、謙虚さを失っていないか。時折思い出してはハッとする言葉です。私自身も今年はこの言葉を念頭に置きたいと思います。みなさんも、すべてから学ぶ、教えていただくという姿勢を大切にしてください」

続いて開催した月例全社勉強会「まつの塾」では、役員・幹部による「本年の業務目標」の発表。

専務取締役、常務取締役はじめ、仕入れ・出荷・営業・経理財務部門を担当する役員幹部それぞれの立場から、問題提起と解決のための行動目標が発表されました。

1坪の冷蔵庫での創業から、現センターに至るまでの35年の道のりは「できないんじゃない　やらないだけだ」の歴史。役員・幹部・従業員が一丸となってその精神を引き継ぎ、本年も邁進してまいります。