ゆり根

ゆり根は鬼ユリ、小オニユリなどの隣茎（球根）で、ほのかな甘味と苦味、ほくほくした舌触りが特徴です。古くから食用や薬用として利用されてきました。食用にしているのは、日本と中国くらい、と言われています。

ゆり根の栽培はとても時間がかかり、種球から始めると何と6年もかかります。
種の生産に3年、畑に植え付けてから更に3年の月日を必要とします。
また、毎年のように植え替えなければならず、さらに一度植えた畑は最低でも７年は空けなければならないそうです。主な産地は北海道の真狩で、北海道全体で全国の約９５％を生産しています。

保存は、おがくずに埋めたまま袋などに入れて冷蔵庫へ。１カ月位もちます。

食べ方は、一枚一枚ばらして、茹でたものをお料理にトッピングしたり、揚げ物の他、ホイル焼きでバターと塩を添えていただくなどもおススメです。