社員インタビュー

芦原千晶Chiaki Ashihara

営業本部営業部
2016年・中途入社

子連れ出勤制度の第一号。今後につなげる前例になりたい

前職はカフェチェーン。約9年勤め、後半の5年間は店長を任されました。店を切り盛りするやりがいは大きく、仕事にのめり込んで倒れる寸前まで働いたことも。充実した毎日でしたがあるとき「やりきった感」を覚えたんです。

次は違う形で「食」に関わりたい。そう考えて転職先に選んだのがまつのです。Facebookで松野社長のことを知り、気になっていた会社でした。

なかでも印象的だったのが、会社のホームページに2人の育児と両立するママ社員が載っていたこと。当時は私も結婚3年目、いつか子どもを持ちたいという思いもあり、ここでなら長く働けると感じたんです。

その印象の通り、入社2年目に子どもを授かったのですが、妊娠中は身体の負担を考えて在宅勤務もできるよう上司が環境を整えてくれ、育休復帰前には「会社にキッズルームができた」と連絡をいただいて。実は、保育園に入園できず育休を延長するか悩んでいたときでした。

子どもを会社に連れて行ったら迷惑にならないか。不安や迷いはありましたが、思い切って子連れ出勤制度の利用第一号になろうと決めました。キッズルームは、当初は利用者がなく会議室になっていました。誰かが利用しなければ、キッズルームとして成り立たない。社長が女性社員のことを思い設けてくださった施設、今後に続く前例になりたいと思ったんです。

そして、子どもがちょうど1歳のときに復帰。通勤ラッシュを避けて平日は11時、土日は10時30分出社、週5日勤務のうち在宅業務も組み合わせながら勤務しています。私のデスクはキッズルーム内。子どもと同じ部屋で一緒に過ごしながら仕事をしています。

勤務時間も勤務形態も事情にあわせて臨機応変・柔軟に対応してもらえ、息子は職場の皆さんに可愛がってもらってたくさんの刺激をいただいて。ありがたい環境です。私自身も育休ブランクを経て、「仕事っていいな」と働く楽しさを改めて実感しています。

待機していた保育園も次の4月に入園できることに。子どもも歩き始めたので、園庭やお散歩がある保育園に移るにはいいタイミングでした。

まつのに転職した当時はカスタマーとしてお客様の電話窓口や受発注を担当し、出産後、職場復帰してからは内勤の営業アシスタントとして営業職をサポート。子どもを保育園に預けて以降は仕事により集中できるようになるため、外勤営業としてお客様を担当する予定です。

結婚・出産しても働くことができ、ライフスタイルにあわせて業務を柔軟に変えていきながら、好きな「食」に関われる。まつのだからこその働き方です。

ある1日の流れSchedule

午前中

お昼寝布団の準備などキッズルーム内を整えた後、メールチェック、返信。業務進捗を確認し、本日行う業務の再確認

お昼ごろ

午前中にピッキングが終了した出荷分の個口表(お客様や配送ドライバーの方に荷物の数を報告する書類)の作成。お客様向けの販促資料「来月のお勧め野菜」リーフレットの作成。子どもはおやつ&お昼寝。

14時半

まつのキッチンにて「まつの幸せ野菜♡ランチ」で子どもと昼食。食後のお散歩。昼休み後は、ホームページに掲載する商品情報の原稿作成。

17時

5分間の定例の清掃。身の回りを片付け退社。

メッセージMessage

育児に奮闘するなか、私が頑張れているのもまつのの皆さんのおかげ。ひとりじゃないと思えることが大きいです。

正直いって、子どもと一緒に出勤することは決して楽な選択ではなかったのですが、家で二人きりで過ごすよりも断然刺激的な毎日で、この半年間は得るもののほうがはるかに多く、正しい選択だったんだと今では思います。

泣いてしまった息子を職場の皆さんがさっと抱き上げてくれたり、私が仕事の手が離せないときにはキッズルーム内で一緒に遊んでくれたり、辛いとき手を差し伸べてくださる。皆さん本当に優しいんです。

みんなで食べるランチは自然と食育になり、業務の合間に行う清掃では息子も一緒になってモップやワイパーをかけます。日々の生活の中で気づくとなにかしらの成長を遂げる姿を「仕事をしながら」感じることができます。その成長を一緒に喜んでくれ、ほめてくれる。もう感謝しかありません。

子連れ出勤制度

これから子どもをと考えている人、出産しても仕事は続けたい人、仕事はしたいけど預け先がないから(預けても高いし…)と諦めてしまうママも少なくないと思います。そんな方々に声を大にして自信を持ってお薦めしたい!!とってもいい会社です!って。

子連れ出勤