こんにちは。福岡県のまつのベジフルサポーター
シニア野菜ソムリエ　久保ゆりかです。

福岡県糸島の久保田農園さんハーブや葉物などの香り野菜珍しい西洋野菜を中心に栽培されています。糸島市と大分県久住町に併せて５ヘクタールもの圃場をお持ちです。今回、自然いっぱいの糸島の農園視察させていただきました。 まずはハウス見学！ハウスの中は、自然光が差し込み、ハーブのいい香りが漂っています！香りに心癒されます

『ナスタチウム』 　ナスタチウムの花は鮮やかな黄色やオレンジお味はピリっとした刺激があるので、サラダなどのアクセントに。この葉とお花は、器を華やかにしてくれます。  

『ラディッシュ』 　皆さんご存知の二十日大根ですがまだ成長段階の小さなサイズ 一番左は、種を蒔いて14日ほどとのこと。でもお客様のご要望により、この状態で出荷するんです。この小さなラディッシュは 器に添えて飾ると可愛いので、お料理の演出をしてくれる存在です 。また、食べてみると とても辛味がマイルド 辛い大根が苦手な方にも食べやすいと思います。糸島のこの土地は、海が近い為、お野菜にもミネラル成分が含まれていて辛味もマイルドなラディッシュが出来るそうです。
通常より小さな小さな野菜たち 久保田農園さんでは、プチより小さいサイズのお野菜を 『マイクロ野菜』と呼んで区別をしています。

さて、次は西洋野菜  
『セルバチコ』
似たものにルッコラがあります。日本ではルッコラの方がよく知られていますが、共にごまの風味 ほんのり苦味がありサラダなど生食でよく食べられます。 セルバチコは、野生のルッコラ」セルバチコのほうが若干苦みが強く、全体的に野性の力強い味ですそして、お花の味は、不思議とほんのり甘い でも、ルッコラの風味もほんのりと｡｡｡ 感激のお味です
 
『プチリーフ』 　ベビーリーフより小さいプチリーフも10種類ほど作られています。 ハーブの香り野菜やイタリア野菜･･･ 久保田農園さんが栽培するお野菜。その数は100種類ほどあり、圧巻のお野菜ばかりです。そのお野菜も流行がある為、飲食業界の流行を分析しながら海外の料理雑誌を見て勉強したり、国内、ヨーロッパにも視察に行き、情報収集・研究をされるそうです。「シェフが喜びそうな野菜を探すのは『宝物』を探すようで楽しい」と久保田社長は言われておりました。素晴らしいですね。

『ホワイトツリーケール 』　 クリスマスに大人気の野菜 青汁でおなじみの 「野菜の王様」ケールです。見た目も美しい野菜です。お味は通常のケールほどの強い味ではなくほんのり苦味やほんのり青臭さを感じます。色違いで赤色もあります。

『カーボロネロ』 　　　　　　日本の和名黒キャベツ 繊維が固そうで、力強そうに見えますが キャベツの風味が濃く、加熱しても煮崩れしにくいのが特徴です。スープなどの煮込み料理によく使われます。

右：『ラディッキオタルディーボ』 左：『カステルフランコ』
両方ともに、チコリの仲間ラディッキオはユニークな形。 葉の形状がドレスのように美しいです。そして、カステルフランコは、淡い緑の葉に白✕赤のまだら模様芸術作品のようです。 この他、ご紹介できないお洒落なお野菜がまだまだたくさんあります。
久保田農園さんは、お客様がご注文する色、形、大きさ、植物の花などご希望の日程に合わせてお届けするという生産体制。買い手のお客様を最優先に考えて栽培、お届けする体制が本当に素晴らしいです。 そして、その品質はもちろん、 品揃えも大変豊富 だからこそ、全国の専門レストランの  シェフからも絶大な支持を受けております。料理業界からも喜ばれる、新しい野菜栽培の取り組みにも とても意欲的で久保田社長の野菜に対する 熱い想いに感動致します。これからもますます目が離せない農園ですね。

福岡県のまつのベジフルサポーター シニア野菜ソムリエの久保ゆりかでした。