まつのグループ企業、福島県川内村で復興に取り組む植物工場（株）KiMiDoRiを、去る8月19日に今村雅弘復興大臣および長沢広明復興副大臣がご視察されました。当日の様子をKiMiDoRiスタッフのレポートでお届けします。

この度、福島県の中通り・浜通り地域の視察をされる中で、原発事故により影響を受けた川内村で震災後に設立された企業として、弊社にもお越し頂きました。まずKiMiDoRi社長 早川より、施設の概略や商品について説明させていただき

続いて見学窓から栽培室の様子をご覧いただきました。

現在弊社が手掛けているのは、フリルレタス、サニーレタスなどのリーフレタス類とバジル、チャービル（セルフィーユ）などのハーブ類。クリーンルームに準じた環境で栽培し、洗わずに食べられることが特長です。

今村復興大臣、長沢復興副大臣実際にも、実際に商品を召し上がって頂きながらご説明致しました。

フリルレタスの試食では「美味しい」と好評のお声を、リーフレタスミックスなど個包装の商品は「容量が少なめで単身世帯にちょうどいいですね」とのコメントをいただきました。

ハーブ類もいろいろご試食いただきました。

なかでもバジルに強い印象をお持ちくださってその後の記者会見でも言及され、川内村特産の蕎麦とあわせてイタリアンなメニューを開発するなど「ここならではのいろいろな産業 、なりわいを少しでも広げてやっていくことが大事なのではないか」とエールを頂きました。

今回の視察では各地の復興の様子をご覧になり、弊社や川内村に対しても人手の問題や風評被害の状況など気にかけてくださいました。

幸い、弊社は工場操業当初こそ人手不足や生産性の低さに悩まされておりましたが、3年以上たった今は生産技術も格段に向上し、業務向け商品を中心に引き合いも多くあることをご説明致しました。

また今後は、原価の3割以上を占める電気代の削減がテーマであることをお伝えすると「再生可能エネルギー等の技術を使って、産業や村おこしをしていけたらいいですね」とアドバイスを頂きました。

今村復興大臣および長沢復興副大臣、この度はお越しいただきありがとうございました！