提携産地レポート

愛知県JA豊橋トマト部会 まつの新センターご視察

さる3月11日、まつのの提携産地、JA豊橋の白井良始 代表理事組合長とトマト部会の皆様、総勢15名の方々がセンター視察にご来社されました。
 
 

JA豊橋は、三河湾をのぞむ豊橋平野を管内とする農協。温暖な気候に恵まれた全国屈指の大産地としてトマトのほか

幸せ野菜ボックスでおなじみのミニトマト「あまえぎみ」ファミリーや

キャベツ、ブロッコリーなどを安定供給いただいております。

 
今回は 自分たちが育てたトマトが、どのようなセンターで、どのような業務を経てお客様へ届くのかを自らの目で確かめるために視察にお越しくださいました。
 
まずは、弊社社長室室長よりセンターの機能や基本的な業務の流れをご説明。
 
 
弊社では産地から届いた商品を、外食店舗1店ずつに仕分け(ピッキング)し、全国約1万店舗にセンター納品・各店配送を通じてお届けしています。


 (出荷時間は一例です)

 

こうした出荷が、具体的にどのように行われているのか。実際にセンターをご案内いたしました。

 
入荷品はすべて弊社で検品を行います。産地での選果を経ている商品ではありますが、店舗様が求めるのは「今日すぐ提供できる食べ頃のトマト」。
未熟・過熟はないか、キズやイタミはないか。必ず1玉ずつ弊社スタッフの手と目で確認したうえで店別に仕分けし、モスバーガーなど皆さんもよくご存じの店舗まで届けられます。

 

量販店向けとは異なる、外食店舗向けならではの細かな業務に皆さん驚かれたご様子。

 

今でも十分に高品質なトマトを供給いただいていますが、「自分たちのトマトの品質にもっと注意しよう」「農協での選果もより厳密に行うよう、パートの皆さんにも伝えよう」と話し合っておられたことが印象的でした。

 

今回は、JA豊橋を含む9産地のトマトを、産地・品種名を伏せて食べ比べ評価する「ブラインドテスト」も実施しました。

 
結果は、15名の皆さんの票は2産地に集中し「甘味と酸味のバランスが良い」との評価。今後の生産に役立つヒントを何かつかまれたようでした。
 
 
そして最後にランチ交流会。トマトの炊き込みご飯にトマトスープ、JA豊橋のトマトづくしの「幸せ野菜ランチ」です。

 
この度、第47回日本農業賞「集団組織の部・大賞」を受賞された産地の皆さんに、洋食一筋30年超、まつのキッチンの近藤シェフからサプライズで受賞記念のデザート「トマトのムース」も!

 
愛情込めて手間暇かけて育てたトマトが、トマトづくしのプレートに姿を変えて並んだテーブル。食卓の会話も思わず弾みます。

 
JA豊橋の皆様、この度はご来社をありがとうございます。これからも新しい取り組みを一緒に実現してけるよう、今後とも宜しくお願い致します!
 
弊社では産地・協力会社の皆さまのご視察を歓迎しております。東京にお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りください。

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