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農業産出高全国6位の愛知県、JAあいち経済連の「流通研修」の受入れを、弊社にて行いました。
研修に来られたのは、東日本営業所主任の都築栄史さま。いつもお世話になっております!
JAあいち経済連とは「愛知県経済農業協同組合連合会」の略。生産者の方々に肥料や農業機械を供給し、できた青果物を市場や量販店などに販売する経済活動を行う団体です。
愛知県からは長年にわたり冬春トマトやキャベツ、大葉をはじめ多くの野菜を契約取引を柱に供給いただいています。
今回の研修は、産地側として、消費・流通動向の変化や野菜・果物のニーズを知ることが目的。特に外食業務向けの業務への理解を深めまつの⇔産地との関係強化を目指します。
そこで、365日24時間稼働する弊社の青果流通の現場、産地⇒センター⇒お客様へのリレーをみっちり体験していただきました。
まずは産地から直送でセンターへ届く野菜・果物の受入れ。そして市場に出向き、過不足調整のために先取り(競売の前の予約販売)商品を集荷します。
朝方には出発する配送便に間に合わせるために時間との闘いです。
次に、商品の検品、選別。レタスは傷みがないか、重量、大きさは十分か確認します。
トマトは一玉ずつ手に取り、傷や裂果がないか、また、お店についてすぐに使用できるかどうか色の回り具合も確認します。
そして、お客さまの店舗別に日々のオーダーに応じて仕分けるピッキング。
レーンの川上の担当者が仕分けたものを川下で検品する二重チェック体制です。
お客様の流通センターやお店への納品時間は厳守。正確さを期するなか、時間との闘いでもあり、出荷直前の現場には緊迫感が漂います。
そして、お客さまのもとへ配送。欲しいときに、欲しいものが、欲しい場所へ届く。これがまつののモットーです!
そのほか、朝礼への参加や購買商談、営業商談への同行、まかないも調理から体験していただきました。
研修の最後には、都築さまに講義をいただき愛知県の農業の取り組みについて私たちも学びました。
愛知県は自動車産業など製造業の印象が強い県ですが、実はキャベツ、大葉の産出額は全国1位、トマトは3位など全国上位ランキングの品目を持つ強い農業県であること、しかしその愛知県でも生産者の高齢化の問題に直面していることなど産地の実状を学んだ貴重な時間でした。
研修後、都築さまから嬉しい感想をいただきました。「今回の研修で衝撃的だったのは、『できないんじゃない、やらないだけだ』というまつのさんの姿勢。トマトを一玉ずつ目視することとか、そこまでやるのかと思いましたね。今後は、まつのさんと同じ目線に立った取り組みで、支持される産地を目指していきたいと思います」
都築さま、激務の1週間本当にお疲れさまでした。今後ともよろしくお願いいたします!