店内はシルクロードを進む豪華客船のイメージでアンティークな色合いの広々とした清々しい空間です。4人掛けのテーブル席がいくつもあり、中央の15名程の席の大きなテーブルには店名である ユリの女王カサブランカの花が ゴージャスに活けられていました。眺めているだけでとっても優雅な気分です。
そして、窓際のカウンター席からは真正面に東京駅が一望出来て、抜群のロケーションです。夜には東京駅がライトアップされるので、夜景が素晴らしくデートスポットにもなっているそうですね。ランチタイムでしたがカップルの方々も多く、その皆さんがとっても幸せそうな笑顔でしたので印象的でした。素敵な空間では皆さん楽しくて、輝きを増されるのでしょうね。そんな空間にすっかり魅了されて同席された方々と3名で乾杯です。
手前から「ズォウ ホア ニャン ハノイ」花の香りが程良いジャスミンティーのMILDカクテルです。 お次は「マム コルドン ルージュ」ここでもカサブランカへの拘りを感じさせていただきました。映画『カサブランカ』にも登場する、世界屈指のシャンパーニュです。オリエンタルな雰囲気ですね。そして「レホイ」というラムネフレーバーのMILDカクテルでした。美味しい~。こちらのお料理はフレンチをベースに ベトナムアジアのテイストを加えて融合させたお味を表現されているそうです。楽しみですね。今回は比較的リーズナブルなAコースのランチをいただきました。
前菜です。まつののお野菜の登場ですね。こんなにもカラフルなお野菜の前菜でもうルンルンな気分です。
●ベトナム亜細亜前菜盛り合わせ
マグロとアボカドの生春巻き
海老と青パパイヤの生春巻き
林檎とホタテと金柑の
マンゴーチリソース和え
寒鰤の白菜巻 柚子レモンソース
チキンのナシゴレンソース
生春巻きのソースは二種類。テンメンジャンソースにスイートチリソース。まつののお野菜と他の食材をより一層引き立ててくれる各種のソースの全てが絶妙なお味で、感動させていただきました。前菜から期待の膨らむ美味しさです。メインはお魚orお肉。3人いるので両方オーダーしていただきました。
●真鱈のヴァープル
レモングラス柑橘クリームソース
プリプリの蒸した真鱈に、泡立てた柑橘の クリームソースとレモングラスの風味が爽やかな逸品でした。 薄くカットされたカブもソースに浮かぶプチヴェールも可愛い~。グリーンと白に統一されたお料理に、センスの良さを感じさせていただきました。まるでカサブランカの花のイメージを表現されたかの様です。
●霧島黒豚肩ロースの蜂蜜ロースト
ベトナムジンジャーソース
豚肩ロースを蜂蜜に漬け込む事で柔らかさを出されたそうです。ゴボウとタイムとホドイモを揚げたものが 添えられていていました。