まつのベジタブルガーデン

岩手県ベトナム探訪【市場編】

まつのベジフルサポーターレポート

皆様こんにちは。岩手県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ上級プロ、アンチエイジングプランナーの千田広子です。

昨今のエスニック料理ブーム、甘い酸っぱい味や辛い味、香草に興味がありましたので、ベトナムへ行ってまいりました。「ホーチミン3泊4日食を巡る旅」市場の様子や食事の様子をお伝えします。初めてのベトナムは2日間で市内の市場を5箇所とスーパーマーケットを2つ、バイクや車の音に驚きながら巡りました。

一般の観光客に人気がある市場は、市の中心部にあるベンタイン市場。洋服や靴、雑貨から乾物、野菜、果物、肉や魚などあらゆる種類が揃っており、飲食店もあります。お土産コーナーでは観光客相手の片言の日本語も聞こえてきます。朝の忙しい時間帯、野菜果物のコーナーは近くの飲食店相手に仕事をされていたので、写真だけ撮らせていただきました。商品はパック詰めで美しく陳列されていますね。
こちらは「サータイ市場」


地元の方以外には知られていない庶民の台所という雰囲気でローカル色豊かな市場です。

ベトナム料理に欠かせない、エシャロット、玉ねぎ、ウコン、生姜、ニンニク、唐辛子、ライム、蓮の茎、香草が並んでいます。野菜果物の他、肉や川魚など溢れんばかりの品揃えで、食べ物の匂い、人、いろいろな活気を感じ、狭い通路は立ち止まっていると他のお客さんが通れなくなってしまいます。市場は冷蔵設備が無いので午後まで炎天のなか陳列されていると野菜の鮮度が落ちてしまうので、地元の人は午前中に買い物を済ませるそうです。

やはりバジル、シソの仲間が多いですね。こぼれダネでよく増える強健な性質のせいでしょう。香草というとオシャレ感がありますが、野草という感じです。

インゲン、オクラ、シカクマメ、青パパイヤ、エンツァイ、ツルムラサキなども並んでいました。アーティチョークも見かけます。レストランで飲んだアーティチョーク茶は不思議な味でしたが肝臓の解毒作用から二日酔いに効果があると期待され、さらに消化促進にも良いとのことです。

パパイヤの下には、京野菜で有名な鹿ケ谷かぼちゃのようなものが並んでいます。カボチャの原産地は南米ですが、16世紀にポルトガル船によりカンボジアを経由して九州に伝来した歴史を思うと、ロマンを感じますね。右下の長いものは蓮の茎、炒め物などに使います 。 

タカナのお漬け物や筍の水煮、日本のきのこもあります。市場はどちらの店も繁盛していました。あちこちの市場をタクシーで回りましたが、なんとホテルの裏通りにも路上市場がありサトウキビをカットして売っていました。

こちらの路上市場の午後は午前中の忙しさとは違い、ゆっくりとした雰囲気を感じました。果物屋さんが数軒連なって、スイカ、タマリンド、龍眼、チョムチョム、マンゴスチン、ザクロ、ドリアン、ジャックフルーツ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、 仏頭果(釈迦頭)、グァバなど、南国のフルーツがたくさん並んでいます。

ベトナムの市場には価格の表示が全く無いので、観光客はスーパーでのお買い物が便利で安心です。身振り手振りと筆談でやっと買えたのはチョムチョムと龍眼。どちらも甘くてライチみたいな食感です。
赤い方がランブータン、ベトナム語でチョムチョム、露店の叔母さんに教えていただきました。

ベトナムのサクランボ、と教えていただいたのがコチラ。緑色は未熟、完熟するとミニトマトみたいに赤くなります。手前はイチゴ、奥がアセロラです。


直接交渉出来なかったので、コンビニで見つけて購入することができ、1パック15,000ドン75円位です。塩を付けて頂くのがベトナム流。食感はサクランボに近いですが、小さな果実の中に大きなタネが3個も入ってました。 ジャックフルーツもコンビニで購入。1パック38,000ドン190円位。直径20センチはあろうかと思う大型果物ですが、甘くて美味しいです。ドライフルーツに加工されサクサクとしたチップスも販売されています。

ベトナムの人は本当に良く野菜を食べているし、フルーツも美味しく安価で買いやすい環境にあり、こういった食習慣が、スリムな身体を作っているのだと思います。お土産として持ち帰ることができなかったのが本当に残念でした。グルメ編は次回お伝え致します。お楽しみに!
岩手県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエ上級プロ、アンチエイジングプランナーの千田広子でした

岩手県の記事