今回、お会いすることができた【葡萄屋Kofu】の古屋浩さんは…
こんな商品を開発されています。これは山梨県産のブドウを干して、レーズンに加工したものやブドウ果汁を使ったコラーゲンゼリー。
特にレーズンは、巨峰やピオーネ、マスカット・オブ・アレキサンドリアなど、高級品種を贅沢に使用しており、ドライ、セミドライ、レアドライと乾燥状態も3段階に分けていて、水分量の違いで異なる食感が楽しめます。
大粒ピオーネのレアドライレーズンはやわらかくしっとりした食感で、凝縮したブドウの旨みが格別。
そんなピオーネのレーズンを使ったレーズンサンドも開発されたそう。
出荷できずに廃棄されてしまうブドウを有効活用しようと、新たな利用方法を生み出した古屋さん、6次化に積極的に取り組んでいらっしゃる姿に、地元山梨や県産果物への愛情がひしひしと伝わってきました。
その後、古屋さんに、試験的に栽培しているという浅間白桃の圃場へとご案内いただきました。
綺麗に色づいた大ぶりの浅間白桃がたわわに実っている様子は圧巻です!
一つひとつの実がとても美しく、思わずその姿に見惚れてしまうほど…
浅間白桃は山梨県で誕生し、1974年に登録された品種。350〜400gにもなる大玉なのに、濃厚な甘みと香りに満ちあふれ、緻密で弾力のある肉質は果汁もたっぷり。
果皮も柔らかくて、皮ごと食べられました。
樹上で完熟しているからか、果肉もピンク色に染まり、とっても艶やかで美しいですね!
しかも、糖度はなんと17.2度!(気温35.2℃も表示されてます〜)。
通常、浅間白桃は糖度13度以上が最高ランクとされています。糖度17.2度は試験栽培の圃場ならでは。こんな甘い浅間白桃にはなかなかお目にかかれませんが、もし出会えたらラッキーですね!
真夏の暑さを吹き飛ばしてくれるようなジューシーで極甘の浅間白桃、圃場で採れたてをガブッと味わうなんて最高の贅沢を体験させていただきました!
ちなみに、山梨県民は硬い桃を好むといいますが、私は“カリカリ”と“柔らか”の中間が好きで、今回いただいた浅間白桃は、柔らかすぎず、ほどよい食感があり、まさに私好みの硬さでしたー!
それでは、古屋さんに教えていただいた美味しい桃の見分け方とは…?
・左右対象でバランスの良い形
・一番甘みがのるお尻の部分に白い小さな斑点がある
桃狩りに行かれる際は、ぜひ果実の形や果皮に注目して美味しい桃を選んでくださいね。
それでは、最後に、立派な浅間白桃の木をバックに記念撮影〜
浅間白桃は、7月下旬~8月上旬にしか味わえない貴重な品種です。皆さんもぜひ旬を逃さずにお楽しみくださいね。古屋さん、ありがとうございました!