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大阪府のまつのベジフルサポーター 、野菜ソムリエプロ、ベジフルフラワーアーティストプロフェッサーの万ノ記子(マンノノリコ)です。
水分たっぷりでアクの少ない泉州水なすは大阪産(もん)としても人気の高いナスです。今回は世界との窓口である関西国際空港に近い貝塚市・中出農園さんで栽培されている泉州水なすをご紹介致します。
中出農園6代目の中出庸介(なかでようすけ)さんは、泉州地方の特産品・泉州水なすを情熱いっぱいで育てていらっしゃいます。水なす農家としては3代目の中出さんです。収穫のピークはまだ先の初夏なのですが今年の1月5日に植えた苗は3月初旬から収穫がスタートしています。
紫色の葉脈が走っているナス特有の葉も元気に育っています。新芽が紫色をしているのは、とても成長状態が良い証拠だそうです。
枝分かれした余分な枝はカットし、今はまだ腰下くらいの高さの苗も、夏頃にはぐんぐん伸びて成人女性の身長(約160cm)と同じくらいまで成長します。その間もずっと水ナスの収穫は続くのです。
二重に張られたハウス内の温度は3月上旬なのに約34度!真夏の気温と同じです。庸介さんのお父様に当たる2代目の中出成幸(なかで しげゆき)さんも半袖で収穫をしていらっしゃいました。
水なすの成長にとって最適な温度は、32度~35度で、苗を植えた1月からずっとハウスは無加温栽培されているそうです。中出農園さんのハウスは海に近く、遮るものがないのでしっかりと太陽の熱を浴びてハウス内の温度が上昇します。
収穫したばかりの泉州水なすは、艶々のピカピカでまるで紫色に輝く宝石のよう。生産者の中出さんにとっては暑いくらいのハウスで大切に育てられた泉州水なす。その愛情をしっかりと受け止め、めいいっぱい輝いているように感じました。
中出農園さん直伝の水なすレシピ集もあります。水なすを蒸して食べやすい大きさにカットし、水分をほんの少し絞り、冷やして生姜醤油で頂きました。絞っても絞っても滴るようなジューシーな泉州水なすそのものの美味しさを味わえます。
朝採りの新鮮な水なすを、こだわりのぬかで漬けた泉州水なす漬も人気商品です。保存料・合成着色料などを一切使わず、水なす本来の味を引き出し6次産業事業として弟の中出達也(なかでたつや)さんが手掛けていらっしゃいます。
また最近ではご自宅で手軽に楽しめるぬか床キットの販売を開始されました。泉州水なすだけではなく、きゅうりやにんじんなどを漬けて色々な野菜をぬか漬けにすることができます。
これからが旬の泉州水なす。ナマでも食べられるアクの少ない瑞々しいナスとして最近では関東の方でも見掛けるようになったようです。水なす漬けやぬか床キットは通信販売もありますので中出農園さんのホームページもぜひご覧ください。
ホームページはこちら→中出農園
大阪府のまつのベジフルサポーター 、野菜ソムリエプロ、ベジフルフラワーアーティストプロフェッサーの万ノ記子(マンノノリコ)でした。