こちらで、無農薬・有機栽培に取り組んでいられる杉山さんご夫婦。埼玉から移住され、自給自足を目指していらっしゃいます。
四方が山に囲まれた自然に溢れた畑。
ここでの雑草駆除担当は、ヤギのナコちゃん。只今、お婿さんを本気で募集中です(笑)
うかがった日は、エゴマの苗を作る作業日。一緒にお邪魔した友人の香里さんもお手伝い。
ポットの1つ1つに、丁寧に種を載せていきます。
直播きに比べ、苗を育てて植えた方が倒れにくいのだそうです。この種を土で覆い、水を十分に与えて、発芽を待ちます。
発芽まで5日位。それから10~12日程で本葉が出ると、苗を畑に植えつけます。エゴマが発芽すると…
こんな葉っぱが出てきます。収穫は、10月半ば頃。楽しみです。1時間ほど作業しながらお話を伺った後…素敵なおもてなしをしてくれました。感動~。
乾煎りしたエゴマは、香ばしくて美味しいんですよ。掌にたくさんのせて口いっぱいに頬張り…贅沢な食べ方を満喫しました。興味深いお話をたくさん伺い、素敵なおもてなしをしていただき、楽しく有意義な時間でした。さて…今話題のエゴマ油
このエゴマ油をお料理に使ってみました。
ソースは、エゴマ油と秋田名物の魚醤「しょっつる」を使用
生地にエゴマ油とエゴマを練り込み、上にもエゴマをトッピング。ゴマと同じような使い方ができるので、お料理にも取り入れやすいですね。
エゴマに含まれるα-リノレン酸、カラダに必要な必須脂肪酸で体内で合成する事ができません。様々な効能があると言われていますが、某テレビ番組で紹介されたのが認知症予防…脳のアンチエイジング効果。それがきっかけで、現在、入手が難しくなっているほど。他にもアンチエイジング作用、美肌効果、ダイエット効果、血液サラサラ作用、アレルギー症状の緩和…などに効果が期待できるのだそうです。魅力的な食材であるエゴマ。一時的なブームで終わらず、わたし達の食生活に美味しく効果的に、取り入れていきたいものです。