愛媛県伊予市稲荷の酒井さんの60アールの畑でも「さやむすめ」が最盛期を迎えています。畑に伺ったのは午後5時ごろ。「5時に畑に来てね」と言われ、朝だと思い「起きられるかなあと」心配だったのですが、夕方と聞いてびっくり。農作業は午前中という先入観でした。「夕方から収穫した方が枝豆は、甘くて美味しくなるんだよ」と酒井さん。
「枝豆は大豆の未熟なものですよね」と私が聞くと、「元々はそうだけど、今は大豆とは違う枝豆専用の品種なんだよ」と。「枝豆の品種を大豆にしてお豆腐を作っても美味しくないの。適した品種がそれぞれあるんだよね」と教えてくれました。なるほど。
美味しい枝豆の茹で方を奥様の幸江さんに尋ねると「たっぷりのお湯で茹でると、枝豆が水っぽくなるでしょ、だから我が家は蒸し器で蒸すのよ。15分くらいかしら」と教えてくれました。
我が家では300gの枝豆に対し、100ccの水を鍋に入れ、枝豆も加え蓋をして強火で5分加熱します。ザルにあけて粗熱が取れたら塩をふって完成。少ない水で蒸し煮にすることで、出来上がりの時には鍋に水が残っていません。塩味も皮からほのかに浸透するので豆がホクホクで味も濃く感じます。
タイ料理のガパオライスを作り、枝豆も沢山トッピングしてみました。食欲のない日も美味しく頂けます。
夏バテ解消にもビールのおつまみにもぴったりな美味しい枝豆を沢山食べて夏を乗り切りましょうね。
愛媛県まつのべジフルサポーターのやのくにこでした。