まつのベジタブルガーデン

愛媛県愛媛の甘~い「エコラブスイカ」 

まつのベジフルサポーターレポート

皆様こんにちは。愛媛県のまつのべジフルサポーター、シニア野菜ソムリエ、フードトレンドクリエーターやのくにこです。

毎月、愛媛新聞に連載をさせて頂いている「そうだったのか!えひめ食の探検」6月はスイカの特集です。新聞には書ききれなかったこぼれ話を今回もこちらに書かせて頂きますスイカの旬は6月中旬から7月中旬
愛媛県大洲市は県内最大のスイカの産地。スイカと言えば真夏の果物!と思っていましたが、愛媛県大洲市では6月中旬から7月中旬が旬の時期を迎えます。糖度11.5度をクリアすると「エコラブスイカ」のブランド名を付けて販売します。
3ヵ所で糖度をはかる   
(3か所を糖度計で計ります) 
糖度11.5度以上で出荷
(糖度計で11.5度をクリアするとエコラブスイカ として出荷)大洲市五郎地区の藤田秀美さんの畑は100mのビニールハウスが24棟もあり3500本の苗を植えたそうです。スイカ畑
スイカの花は黄色くて可憐。全ての花が実になるわけではなく、雄花と雌花があり、蜂が雄花の花粉を雌花に受粉して45日~50日後に大きなスイカができあがります。スイカには雌花・雄花がある 
(左雌花【花の下が膨らんでいる】・右雄花)スイカの品種は「祭りばやし」なんとも夏らしい品種名ですが全国のほとんどのスイカ農家さんがこの品種を栽培しているそうです。特徴は果肉が硬くてシャリシャリしていること。スイカを丸ごと1個買う家庭は減り、冷蔵庫に入らない、食べきれないとカットスイカが人気なのだそうです。
スイカを栽培して30年 藤田秀美さん
(スイカを栽培して30年!藤田秀美さん)1/4カットや 1/8カットしたり、角切りにして透明のカップに入れて販売。そのまま食べられると人気なのです。そのため、切っても実がつぶれない固い果肉が好まれるのだそうです。スイカは夏の水分補給にぴったり。丸ごともらったり、買ったりしたら家ですぐにカットしてタッパウエアーに入れておけば、喉が乾いたらお水代わりに食べれば、あっと言う間に無くなります。スイカに含まれるカリウムには疲労回復や利尿作用があり夏バテ解消に嬉しい効果が期待できます。βカロテンやリコピンを含み、体の錆を落としてくれたり、髪の毛や目を紫外線から守ったり、夏風邪予防にも嬉しいスイカのチカラ。そのまま食べても美味しいけれど、凍らしてグラニテや寒天でジュレにしても美味しく食べられますよ。

【スイカのグラニテ】
スイカのグラニテ
<材料 2人分>
スイカ150g
レモン汁大さじ1
ハチミツ小さじ1

<作り方>
①スイカの種を取りミキサーに入れ、レモン汁とハチミツを加え液体にする。
②密閉容器に入れ、冷凍庫で30分凍らせる。
③一旦取り出し、かき回して冷凍庫に30分。それを3回繰り返して完成。
*半分凍った時に何度もかき混ぜることでふわふわシャリシャリのグラニテが出来上がります。かき氷器が無くてもシャリシャリのかき氷が楽しめます。果汁100%の贅沢な一品です。

スイカの寒天ジュレ
スイカの寒天ジュレ
<材料:4人分>
スイカ400g 
粉寒天2g 
水400cc 
レモン大さじ1 
ハチミツ大さじ1

<作り方>
①スイカは種を取り角切り。
②粉寒天と分量の水を入れ、沸騰させたら火を止めてレモンと蜂蜜を混ぜる。
③器にスイカを入れ②の寒天液を加え常温で粗熱を取り冷蔵庫で冷やして完成。*寒天ジュレも食物繊維入りなので便秘解消にも効果的です。
ちょっとお洒落で持ち寄りランチ会でも活躍する美味しいデザートに変身します。

愛媛県のまつのべジフルサポーター、シニア野菜ソムリエ、フードトレンドクリエーターやのくにこでした。

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