まつのベジタブルガーデン

山梨県つながる野菜ソムリエの輪~山梨ツアーへ【前編】

まつのベジフルサポーターレポート

みなさま、こんにちは!東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロの増田智子です。

先日、野菜ソムリエコミュニティTOKYO&山梨のコラボイベントに参加してきました。野菜ソムリエだからこそ!のご縁を感じた素晴らしいイベントでした。その様子をレポートします!

『野菜ソムリエコミュニティ』とは、修了生が中心となってボランティアベースで活動する日本野菜ソムリエ協会認定の地域コミュニティです(日本野菜ソムリエ協会HPより)。スキルアップのための勉強会や産地見学、地域のイベントへの参加、横のつながりを深めるための交流会など、それぞれの地域で様々な活動をしています。

今回、私が所属する『野菜ソムリエコミュニティTOKYO』は記念すべき10周年を迎え、大きなイベントを開催しました。「コミュニティ山梨コラボイベント/果樹県やまなしの旬を見つける旅~2020年へ向けた絆~」野菜ソムリエの資格を持っている人はもちろん、家族や友人も参加可能ということで、私は家族で参加してきました。新宿から山梨県北杜市のJR小淵沢駅までは特急で2時間。車でも中央自動車道で2時間ちょっとと、意外に近いんです!

山梨県、緑の畑

山梨県、緑の畑


北杜市の「白州・尾白の森名水公園『べるが』」に東京チーム、山梨チームが集合。最初のプログラムとして、すぐ近くの生産者さんのご協力のもと、収穫体験をしました。この地域は緩い斜面に棚田が広がり、緑が美しいです。

お邪魔したのは、生産者の伊藤征也さんの畑。この周辺はもともとは砂地で、本来は野菜の栽培にはあまり向かないそう。

それでも工夫しながら無農薬、低肥料で多品目の野菜を栽培しています。東京育ちの子どもたちにとって畑に行く経験はとても貴重なもの。「カエルや虫がいっぱいいるよ。蛇もいるかも!」という言葉に怖がりながらも、ジャガイモを掘り始めたら楽しくなってきました。

メークイン、男爵、インカのめざめ、アンデスレッド、黒と赤のまだら模様が面白い「デストロイヤー」という品種のジャガイモも。

こちらは種採りのために残してあるという、固定種のニンジンの花。これもなかなか都会では見ることはできません。

ほかに、コールラビ、ミニトマト、トウモロコシ、水菜、白うりなどなど。

切りたてのズッキーニは断面からは水分がしたたり落ちそうになるくらいみずみずしい!


収穫したてのトウモロコシを生のまま試食。みずみずしくて甘くて最高!採れたてだからこそ食べられるものですね。収穫した野菜も持ってバーベキュー会場へ。


子どもたちもバーベキューのお手伝いです。

初めて会ったばかりでも、すぐに意気投合。つなぐのはやっぱり「野菜が好き」というキーワードですね!

バーベキューの主役はたっぷりの新鮮な地元産野菜。東京から来るメンバーのことを思って、コミュニティ山梨メンバーの畑や直売所、ご縁のある農家さんからも集めてくださったそう。おにぎりは南アルプス山系の雪解け水で育ったという武川米(むかわまい)コシヒカリ!おいしい水から造られた地酒、一升瓶入りの県産ワイン、自家製梅ジュース…さらには富士山麓牛や「甲州ワインビーフ」なども堪能。コミュニティ山梨のメンバーが念入りに準備をしてくださったようです。(撮り忘れましたが)山盛りのサラダに、自家製のスモモドレッシングも!

豆乳杏仁豆腐にたっぷりの桃をトッピング。途中でまるごとガブリとかじりながら。

こんな贅沢は現地へ行ったからこそ!ですね。「できるだけ地元のものを」と熱心に集めてくださった、心のこもったおもてなし。一気に山梨のファンになりました。
 
この日は甲斐駒ケ岳の伏流水で仕込んだ地元でも有名な日本酒『七賢』の酒蔵にも訪れ、夜は別荘地にある素敵なコテージに泊まりました。

後編もお楽しみに…!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

 

 

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