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大阪府のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロ・ジュエルフルーツクリエイターの万ノ記子(まんののりこ)です。
大阪府の東南部に位置する河内長野市で「農ある暮らし」を楽しみながら休耕地であった里地里山を畑に戻し、ブルーベリーを主とした果樹を栽培されている「よしだフルーツファーム」さん。輝く太陽の光がふんだんに注がれる畑で育つ、こだわりのブルーベリーをご紹介致します。
父・母・娘が2014年から就農し、農薬や除草剤などを使用せず、手間暇と研究を重ねながら心を込めて栽培してらっしゃいます。
金剛山や和泉山脈が見渡せる眺望のよい丘ですくすくと育ったブルーベリーを、たくさんの方々に召し上がっていただきたいという思いのもと、南河内フルーティストの1人として地元のフルーツの消費拡大も担い活動されている吉田佳世さんにお話を伺いました。
春に咲くブルーベリの満開の花、とっても可愛らしいですね。スズランの花にそっくりですがブルーベリーはツツジ科です。1本の枝にたくさんの小さな実をつけるブルーベリーは、収獲してすぐにそのまま食べて甘酸っぱさとはじける食感を楽しむのが1番のお勧めですが、ブルーベリージャムやケーキなどの加工品もとても人気があります。
ブルーベリーの見分け方としては皮の色が濃く、鮮やかな青紫色をしているものが新鮮で良いとされています。果皮はしっかりと張りがあり、白い粉(ブルーム)が付いているものは新鮮なブルーベリーの証です。
お客さんに「ブルーベリーって今まで添えものだと思ってました」とよく言われるそうです。主になるものではなくて、ちょこんと乗っているもの。そしてすっぱいもの。けれど、食べてみると、完熟は甘くて、品種によって実の味が違って、ひとパックあっというまに食べてしまって、今までの概念と違うと言っていただくと凄く嬉しいですと語る吉田さん。
よしだフルーツファームさんではサザンハイブッシュ系のブルーベリーが終わりこれからラビットアイ系のブルーベリー狩りを楽しむことができます。また最近の人気はフロリダローズという品種のピンク色のブルーベリー。ピンクなのにブルー(ベリー)!
並べると一目瞭然。濃紺色のブルーベリーとは違って赤紫色で味は少し酸味が強い気がします。年中スーパーに並んでいるのは輸入品のブルーベリーですが、夏のこの時期にだけ国産のブルーベリーもスーパーにも出回りますのでぜひ食べ比べを楽しんで下さいね。
南河内フルーティストさん達のフルーツ(ブルーベリー・ブドウ・いちじく・桃)を使って作られる期間限定のケーキを販売しているパティスリーバロンさん。
地域の方々は期間限定販売される南河内フルーティストさん達の旬の果実のケーキを毎年心待ちにされています。よしだフルーツファームさんのブルーベリーをふんだんに使ったモンブランも大人気です。
そして今年は南河内フルーティストさん達が丹精込めて作った絶品フルーツを丸ごと楽しめるフルーツティーゼリー「南河内の恵み」も販売開始されました。アールグレーの紅茶のゼリーとフルーツの香りが爽やかなひんやりキラキラデザート。
よしだフルーツファームさんのブルーベリーもアクセントになっていてとっても美味しそう!子育てもしながら農薬や除草剤を使用せず環境にも優しいブルーベリーを栽培されている吉田さん。旦那様は大阪のブランド豚・犬鳴豚生産者の川上寛幸さんです。今年はお二人で初コラボとなるブルーベリーと犬鳴豚が楽しめるバーベキューも開催されます。
「ブルーベリーの美味しさを知ってもらって、一般の方の食卓にたくさん届くようになればいいなぁ」と語る吉田さんは、ブルーベリーを知ってもらうために今後は更に積極的に活動されるそうです。
栽培に関しては、今年3年目の収穫を終えたサザンハイブッシュ系の養液栽培について、ある失敗を糧にぐっと理解が深まったと仰います。大きな反省と手応えを感じた年だったそうでこれからの南河内フルーティストとしての吉田さんのご活躍や展開がますます楽しみです。
よしだフルーツファームHPはこちら
大阪府のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロ・ジュエルフルーツクリエイターの万ノ記子(まんののりこ)でした。