まつのベジタブルガーデン

山梨県山梨ヌーボー2016にむけて

まつのベジフルサポーターレポート

こんにちは。
山梨県のまつのベジフルサポーター
ジュニア野菜ソムリエ・パンアドバイザーの村上由実です。

山梨県には、「山梨ヌーボー」という言葉があります。
何か知っていますか?

山梨の大地とつくり手の想いが育んだ「感謝と喜びの結晶」!
それが「山梨ヌーボー」です。

2016年の葡萄の品種リレーもいよいよ終盤!

山梨県韮崎市穂坂にある、「フォレストサイド横森ぶどう園」に収穫のお手伝いに行ってきました。

この日収穫するのは「甲州」。

白ワイン用として古くから栽培されてきた日本固有の品種です。
生食・醸造兼用として育てられ、世界中のワインエキスパートにも高く評価されています。

まずは横森さんのレクチャーからスタート。

未成熟な粒、顔色が悪い粒、柔らかい粒は、丁寧にカットします。

大人も子供も夢中になって収穫。

私も頑張りました。(笑)

収穫した「甲州」の糖度は16度!
葡萄王国山梨で育った私には
「甲州=ワイン用葡萄」
という感覚があり、ほとんど食べたことがありませんでしたが・・・これは甘い!

実はこの日収穫した「甲州」。
山梨県北杜市大泉にある「ひまわり市場」初のオリジナルワイン「ベルエキップ甲州シュールリー2016」になるのです!

葡萄のプロ横森さんの「甲州」を、山梨県甲府市にある大正6年創業のワイナリー、「SADOYA」で醸造するワイン。
限定数・・・約2000本?
かなり貴重なワインになることは間違いないのですが、そのうちの120本ほどを「山梨ヌーボー」として販売することが決まっています。

葡萄の収穫量・出荷量共、全国トップの山梨県。
(平成27年産 農林水産省統計)
それと同時に、世界に誇るワイン産地でもあり、約80社のワイナリーがあります。

たくさんの品種が栽培されてワイン醸造が行われていますが、品種によって収穫期が違うため、新酒のできる時期も異なります。
しかし、日本固有の品種である「甲州」(白ワイン用)と「マスカット・ベリーA」(赤ワイン用)で造られた新酒ワインだけは、「山梨ヌーボー」と命名され、解禁日が設けられています。

新酒ワインの解禁日というと、「ボジョレー・ヌーボー」の11月第3木曜日が有名ですが、「山梨ヌーボー」の解禁日は11月3日!
この日収穫した葡萄で造ったワインも、「山梨ヌーボー」に合わせて解禁となります。

発売場所は、もちろん「ひまわり市場」のみ!
普段はお酒を飲まない私ですが、これは飲んでみたい・・・(笑)

収穫の後は、別の品種をおやつとしていただきました。

まずは、赤ワインの原料となる品種「マスカット・ベリーA」。

糖度は18度。
こちらも「甲州」と同じく、ワイン用という感覚で、ほとんど食べたことはありませんでしたが、
「ベリーAってこんなに甘かったっけ?」
と思ったのは内緒です。(笑)

次に「ピオーネ」。

糖度は20度。
酸味もあって味の濃い黒葡萄が好きな私はこれが一番好みでした(^^)

最後は「シャインマスカット」。
色は緑色を通り越し、黄色になっています。

糖度はなんと25度!
砂糖菓子のように甘く、子供たちは喜んでたくさん食べていました。

おやつをたくさんいただき、この日のお手伝いは終了。

この日は2トンほどの「甲州」を収穫しました。

この葡萄たちはこの後、美味しいワインになるために旅立ちます。

山梨の大地と作り手の想いが育んだ「感謝と喜びの結晶」!
でき上がりがとっても楽しみ♪

私たちが収穫した「甲州」で作ったワインは2016年11月3日「ひまわり市場」で解禁です(^_-)

●ひまわり市場
山梨県北杜市大泉町谷戸2008
0551-38-4744

山梨県のまつのベジフルサポーター
ジュニア野菜ソムリエ・パンアドバイザーの村上由実でした。

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