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こんちには。
京都府まつのべジフルサポーター・シニア野菜ソムリエ・管理栄養士の中本絵里です。
お鍋の季節ですね。皆さんはどんなお鍋が好みですか?
今回は、お鍋にピッタリな九条ねぎが食卓にあがるまでについてレポートします!
野菜ソムリエコミュニティ京都主催九条ねぎ栽培追体験プロジェクトにて5月の種取りから体験をさせていただき、12月は、収穫~商品になるまでを九条ねぎ農家の長谷川さんに 教えていただきました。
栽培の前半の様子『1年2カ月の歳月をかけて、愛情たっぷりに育つ九条ねぎ』
九条ねぎの栽培は、種をとり、その種を植え育ったものを一度抜いて干してまた植えかえるそんな手間のかかる作業です。作業を体験させていただいた際、あまりの手間に驚きましたが、当の長谷川さんは昔からそうだから・・と笑顔。嫌だ、ツライと思っては、昔ながらの方法を守れませんよね。守るというのは簡単ではない・・そう思えました。
さて、九条ねぎの収穫には専用のカマを使い、泥と根を落とすそうです。(小さいほうが専用カマ。)
葉をたてて持つと葉が折れてしまうので下をむけて泥を落とします。中腰の姿勢に四苦八苦しながら作業をすすめました。
これで作業が終わりだとほっと安堵もつかの間出荷のために調整作業があると。。
何のためのどんな作業かと思えばひたすら葉をむく作業。
ただひたすらむく作業。
どんどんむいていくので、もったいない・・とあちこちから声が飛び交う・・
これは買う側の目線。
でも・・お店に並んだ時に黄色くなっては、買ってもらえない。。
これが出荷側の目線。。
確かに、黄色くなったねぎは買うのをためらいますからこれは、買う側にあわせたこと。考えさせられました。
やっとのことで 皮をむき終わったら水洗いをし、袋に詰める作業。
200gづつ計りながら袋詰めしていくのです。
こちらの上鳥羽産の袋は上鳥羽地区だけで使っていらっしゃるそう。 袋に入って並ぶとようやくいつも手にする九条ねぎに。
九条ねぎが、商品になるまでの流れを体験して、初めてたくさんの作業や伝統を守るための生産者さんの思いに気づきました。
生産者さんの思いが詰まった美味しい九条ねぎを是非、今年の冬、ご賞味くださいね。
京都府まつのべジフルサポーター・シニア野菜ソムリエ・管理栄養士の中本絵里でした。