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こんにちは。
京都府まつのべジフルサポーターのシニア野菜ソムリエ、管理栄養士の中本絵里です。
先月、滋賀県草津市で行われた、JA草津市野菜センターさんと野菜ソムリエコミュニティ滋賀のイベントに参加してきました。滋賀県草津市と言えば、琵琶湖のそば、東海道と中山道が交わり宿場町として栄えたところ。
現在は、京都20分、大阪まで1時間という利便性から、京阪神圏のベッドタウンとして人口も増加。
住みよさランキングでは、近畿圏でなんとなんとの1位~。そんな便利な草津市ですが、琵琶湖に近ずくと景色は一変。広ーい農地が目の前に!!
その中でも草津北山田野菜生産団地には、2200棟ものハウスがあり、近畿最大級の規模なんです。
北山田野菜生産団地では、美味しくて有名な【草津メロン】のほか大根や、小カブ、日野菜、ほうれん草、小松菜、そして水菜、壬生菜、九条ねぎなどを生産されています。
こちらは、水菜のハウス。
今回、ご紹介いただいたのは、わさび菜の『愛彩菜』(あいさいな)紫水菜の『紅彩菜』(べにさいな)『琵琶湖元気アスパラ』の3つの野菜。
(*画像は野菜ソムリエ 民野摂子さんよりお借りしました)
その中で今年度より出荷の始まった琵琶湖元気アスパラのハウスを見学させていただきました。若手の生産者の方が、アスパラ部会を設立し栽培されています。
実は、北山田生産団地も高齢化が進み、作り手がいないハウスもあるのだそう。
そんな中、高齢の方や農業経験の浅い方でも負担が比較的少なく、消費者のニーズにもあうことからアスパラ栽培を始められたそうです。
アスパラに使用されているこだわりの肥料について、JA草津のセンターで、実験を見せていただきました。使っている肥料は、こちらの魚肥。
この肥料を、金魚の水槽へ入れるとなんと、肥料をパクパク。つまり、金魚が食べても安心ということ。なかなかの衝撃映像でした。
こちらの金魚はこの魚肥で育ったそう。画像ではわかりにくいのですが、かなり大きく元気に育っています。
琵琶湖を守るため、環境に配慮し栽培をされています。肥料としては、かなり高価なようですが、安心できる肥料を使いたいという農家さんの熱い思いを感じました。
ちなみにアスパラは鮮度保持のためまだ珍しい袋詰で販売され、袋には、かわいいキャラクター『アスパラガッツくん』の姿も。来年以降は、出荷量も増えるそうなので思いの詰まった野菜をいただくのがとても楽しみです。
見学のあとにいただいたお料理は絶品。皆様も是非、参考にしてくださいね。
滋賀の野菜ソムリエさんの美味しいサラダの数々。
紅彩菜が入ると色が美しい! こちらの紅彩菜は、ゆでてもほんのりと紫色が残るそうです。
こちらは、愛彩菜農家さんの愛彩菜バーガー揚げた愛彩菜とマヨネーズがぴったりでした!
揚げても愛彩菜の風味は残っていますが、マヨネーズで食べやすくなっていて子供さんにもピッタリです。
愛彩菜のような個性のあるお野菜はシンプルな料理が本当に美味しいですね。
アスパラ農家さんのワンプレートごはん!野菜モリモリ、元気モリモリです!ソテーされたアスパラの自然な甘さがやさしいお料理です。
野菜ソムリエコミュニティ滋賀の皆様。代表の岸田様、JA草津の職員の皆様。産地の皆様、お世話になりありがとうございました。
京都府まつのべジフルサポーターのシニア野菜ソムリエ、管理栄養士の中本絵里でした。