まつのベジタブルガーデン

静岡県しずおかからお届け-枝豆:周年栽培と匠の贈りもの-

まつのベジフルサポーターレポート

みなさま、はじめまして。
ジュニア野菜ソムリエ、キッズ野菜ソムリエ認定講師の小櫛香穂(オグシカホ)です。

静岡県まつのベジフルサポーターとして今月より活動させていただきます。豊かな自然と豊富な食材が誇りの大好きなここ静岡県より皆様のもとへ美味しい情報をお届けします。どうぞよろしくお願い致します。

今回ご紹介するのは「枝豆」。身近な枝豆ですがご紹介したい2つの理由があるのです。私が「へぇ~」となった枝豆、それは静岡市清水区にありました。

畑で枝豆アップ

海沿いのエリア、静岡市清水区駒越地区。温暖な気候に加え年間を通して日照時間も長く、砂地ゆえ地温が上がりやすいという立地です。昔から野菜の促成栽培が盛んなエリアでもあります。ゆえに、ハウスの中は猛暑。生産者さんも室温の上がる前朝早い時間に作業するそうです。

今回、紹介する理由の1つめ「清水の枝豆は周年栽培」

正直に言います。近くに住みながら知らなかった。年間にわたり出荷されているのは国内でも清水だけだそうですよ。こちらのハウスは一面を覆い尽くす枝豆の見事な成長ぶり。

枝豆温室・一面

こちらのハウスは収穫途中とのことで足を踏み入れる事が出来ました。

枝豆温室

先程ご紹介した写真の枝豆です。

畑で枝豆アップ

品種は【サヤムスメ】。莢が大きく、緑色が鮮やか。枝豆本来の特徴がしっかりです。

今回、紹介する理由の2つめ「匠の技光る「木箱詰め」」

御存知でしょうか?30年程前までこの木箱での出荷が主力であったそうです。だた、消費地のゴミ問題や高級料亭の変化など、需要が減り、現在の「枝付きスタイルの枝豆」に変化してきたそうです。しかし聞くところによると一部の根強い人気もあるために「受注生産」を行っているそうです。
「木箱入りこれは気になる」
ただし木箱作りについては、その詰め方も技が必要。匠の世界なのだそう。ここ最近は世代が変わり全く作ったことがない生産者さんもいるそうです。今後も地域における伝統ある匠の技が継承されるといいですね。
出荷前の実物を見る事が出来ました。

枝豆木箱入り

今回ご紹介した清水区駒越地区。統一した【フジエス】ブランドとして出荷されています。このマークが目印。

枝豆フジエス

さて、とりあえず食べましょう。

皆様きっとそれぞれのこだわりでお楽しみのことだと思います。私からのおススメはとにかく「たっぷりのお湯で」それだけ。(笑)

枝豆カット前

茹で上げてから塩を振る派?塩味をしみ込ませたい派?それなら端をカットしたりね。

枝豆茹で準備

お好みのゆで加減で召し上がれ。

枝豆・塩・

そういえば、畑で耳にした生産者さんの言葉
「私達は秋の枝豆が美味しいと思うよ」
なになに気になります。今年は秋も枝豆が気になるっ。(笑)

枝豆・テントウムシ

以上、
静岡県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエキッズ野菜ソムリエ認定講師の小櫛香穂(オグシカホ)でした。

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