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皆様、こんにちは。山梨県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、フリーエディター&ライターの藤原恵里です。
山梨は梅雨らしくない雨の少ない日が多いのですが、日本気象協会の予測によると7月に入ると本州はぐずついた日が多くなり例年より多雨になるようです。はたして今年は農作物にとってどんな夏になるのでしょうか…?
さて、先日のことですが、高原野菜の一大産地でありまつの川上集荷センターのある長野県川上村へ行ってきました。
毎年6月中旬から10月中旬まで、レタスを出荷してくださる小川グリーン研究会の古原和哉さん。
今年も最高のレタスを届けようと、春先から土作りと苗作りを開始、マルチ張りや苗の定植など様々な作業をこなしてきましたが、いよいよ今月14日から収穫・出荷作業もスタートしました!
今回はハウスの中で大切に育てているレタスの苗を見せていただきました。
ハウスの中にずらりと並ぶレタスの苗たち。毎日レタスを出荷できるよう、生産者さんは計画的に種を播いています。古原さんは例年通り3日おきのペースで播種をしているそうです。
まず、こちらは播種後3日の苗の様子。
ちょうど小さな芽が出始めたところ。とっても小さくて可愛らしいレタスの赤ちゃんの誕生ですね。この小さな芽が大きく育ち約2ヶ月後には立派なレタスになって大勢のお客様のもとに届くなんて…!
こちらは播種後6日の苗。
播種から9日が経過すると苗が力強くなってきます。
こちらはサニーレタスの苗。
苗の状態でも葉に色がついていてグラデーションが綺麗ですね。
播種後15日が経過すると、グンと大きくなった気がしますね。
播種後18日には、これほど成長しています。
隣のハウスに並んでいるのは、翌日に定植を控えた苗たち。
播種から21日、色鮮やかで力強く育った苗はいよいよ大地に定植されて、川上村の大自然の中、のびのびと成長していくのです。
「今の時期、レタスは種を播いてから約60日で収穫できるから (夏場は約45日)約3分の1の期間は苗の状態。苗半作といわれるように、苗がうまく育たないと良いレタスは作れない」と古原さんは語ります。
ハウスの中で元気に育つたくさんの苗たちを見ながら、来月半ばには大きくて瑞々しい最高のレタスとなって大切なお客様のもとへと届けられるのだろうな…と思いを巡らせていた私です。
次回は圃場の様子をお伝え致しますのでぜひお楽しみに…!