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みなさまこんにちは!東京都のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの増田智子です。
私も2児の母としていつも「食」には気を使っていますが、忙しく過ぎてしまう日々の生活の中ではつい後回しになってしまうことも。時間のある夏休みこそ、改めて大事な「食」について考えてみませんか?
こちらは、先日六本木の東京ミッドタウン内にあるサンフルーツ様にて、キッズセミナーを開催しました。岡山県のフルーツをPRする機会でもあったので、岡山県の白桃やブドウを使ってデザート作りをしました。
ベースは日頃からサンフルーツ様で販売しているデザートで、下は卵、牛乳、生クリームなどを使ったババロア生地。この上に果物をたっぷり盛り付けていきます。ここで登場するのは「フルーツまとめシート」と「レシピシート」です。
ただ、好きに盛り付けて美味しく食べて終わり!ではなく、まずはそのフルーツの特徴について学び、学んだことを活かしてレシピを作る計画を立てます。
例えば、シャインマスカットは皮ごと食べられてカットしやすいとか、白桃栽培のご苦労を知ったり、変色しやすいから手早くカットしようとか試食もして糖度も計って、どの順番で食べるのがいいか考えてみたり。いろいろな側面から岡山県のフルーツのことを学びました。
それから盛り付けです。計画通りにできたかな?
完全には難しいかもしれませんが、学びも加わったことで白桃やブドウについての知識が印象深く残ったようです。
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また、別のイベントでは光るグミと野菜グミを作りました。
食と科学を融合させた子ども向けワークショップを企画運営しているボランティア団体「キッチンの科学プロジェクト(KKP)」と私たち野菜ソムリエ食育チームとの共催イベントです。
光るグミ?グミが光るの??興味津々で参加してくれた子どもたち。
ある成分が入っているものにブラックライトを当てると光るのです!それは食品にも含まれていて、納豆を光らせてみたりしました。
その仕組みを科学的に解説し、科学って面白い!そしてそれを作って、食べられるなんて楽しい!おいしい!と感じてもらうことができました。
私たち野菜ソムリエチームは、野菜の汁を使った野菜グミ作りと夏野菜のお話をしました。なんと、ゴーヤーグミとトマトグミ。
グミにすることでゴーヤーの苦みを若干軽減することができたのですが、子どもたちには苦い、まずいと不評でした。。。でも、自分たちで作ったものだからこそ、苦そうだったとしても、ひとまずは口に入れてみようと、チャレンジしてくれます。(大人にはこの苦味がくせになる~とはまる人が続出だったのですけどね・・・)
あえて「苦み」を体験してもらうのも、この講座では楽しんでみました。家庭では挑戦せずに敬遠していることがあるかもしれませんね。科学的実験から野菜の話を聞き、味覚の経験を増やして美味しく楽しいイベント。多くのお子さんに「食」に興味を持ってもらえたことと思います。イベントの様子はKKPのブログでもご紹介しています。どちらのイベントも、実はそんなに難しくないおやつ作りの延長線上にあります。そして、立派な食育活動でもあります。
私が考える「食育」とは…「食」に関わることすべて!だと思っています。
料理を作ることはもちろん、その食材が出来るまで特徴・栄養のことを知ったり、食事マナー、食べた後の片付けやゴミの分別だって…大事な食育です。子どもに対する「食育」は、いづれ自立した時に一人でも正しい食を選び、作り、食べて、健康的な生活が出来ること。私はそれを目標にしています。それには、日々の生活の中で繰り返し教えていく、体験していくことが大事です。
料理教室や、野菜の収穫体験のような食に関するイベントがあれば参加してみたりもいいですし、家庭でのおやつ作りや夕飯のお手伝いもとても大事。まずは興味を持ってもらうことが大事。まとまった時間が取りやすい夏休みは、それこそ食育のチャンス!ですね。夏休み後半、自由研究のヒントにもなるかもしれません。ぜひ親子で「食育」してみませんか?楽しい時間は親子の楽しい食の記憶としても残ることでしょう。
以上、東京都のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの増田智子でした!