JR京都駅から一駅(5分)周囲を山に囲まれ京都市の東に位置する山科区は、山科なす、山科とうがらしの産地です。こちらで山科なす、山科とうがらしの山科伝統野菜研究会代表の渡邉幸浩さんにお話を伺いました。
山科なすは、デリケートなため多収量で日持ちの良い品種におされ栽培が激減しました。
現在、山科なすを栽培されているのは種を守ってこられた農家さんや渡邉さんを含め、7~8件の農家さんのみ。生産量が少なく地元の人間でもあまり知らないという現状に対し、まずは、地元の人に知ってほしいと
山科なすは、デリケートなため多収量で日持ちの良い品種におされ栽培が激減しました。
現在、山科なすを栽培されているのは種を守ってこられた農家さんや渡邉さんを含め、7~8件の農家さんのみ。生産量が少なく地元の人間でもあまり知らないという現状に対し、まずは、地元の人に知ってほしいと
山科なす、とうがらしの普及活動に取り組まれています。
肩が張っていて、お尻がとんがり、濃い緑が特徴です。皮は柔らかく、風味が豊かです。
※ 振り売りとは、採れた野菜を台車やトラックに積みこみ、対面で販売するもの。
振り売りは輸送が苦手な山科なすにはぴったり。お客様と会話しながら販売するので
山科なすやとうがらしの旬の終わりには もう終わり?と残念な声があがるそう。けれど、美味しいものを
美味しい時期に届けたいのだそう。味の記憶を大切にしたいそして、来年の旬を楽しみにしてほしい
と販売されています。
美味しい時期に届けたいのだそう。味の記憶を大切にしたいそして、来年の旬を楽しみにしてほしい
と販売されています。
(伝統野菜を栽培することについては)「僕らは文化をつないでる」とお話される渡邉さん。
考えてみると、野菜は食べ物ですが、命ある文化財。農家さんが栽培して種を次世代につないでくれるおかげで残る文化です。私達は、それを食し、文化として次の世代につないでいきたいですね。
私達は文化をいただいているそう感じました。
なんでも手に入る世の中だからこそ、味の記憶を大事にしたいし、伝えていきたいですね。
なんでも手に入る世の中だからこそ、味の記憶を大事にしたいし、伝えていきたいですね。
渡邉さんのお野菜は、京都市山科区のスーパーや生協で購入することができます。
ただし、時間が遅いとなくなるのでお買い求めはお早めに。
是非、山科なす、とうがらしを食べに山科に来てください。実は、山科の勧修寺は、ブドウの隠れた名産地。流通量は多くありませんので、是非美味しいブドウを買いに山科へも足を運んでくださいね。
京都市山科区直売所情報
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000119902.html
京都府のまつのベジフルサポーター シニア野菜ソムリエ・管理栄養士の中本絵里でした。