京都府では、平成元年度より、本物の京野菜を提供するため、府内産農産物のブランド化への取り組みが始まりました。小株のうちに早取りした水菜を販売し人気となり、全国的に広がって他府県でも多く作られるようになりました。そして、大株のものはあまり見かけなくなりました。
こちらの水菜の重量を計測するのを忘れてしまいました。大株のものは、4キロにもなるそうですから実際は、もっと大きいのでしょう。。
そして壬生菜壬生菜は、みず菜の自然交雑でできた変種だそうです京都の壬生地区に多く栽培されたことから「壬生菜(みぶな)」と呼ばれるようになったそう。葉は細長くヘラの様です、水菜のようなギザギザした葉ではありません。
やはり、大きいほうが、葉も茎もしっかりとしていますね。
ただし、これをサラダにするとなるとなかなか噛みきれないのでサラダなどにするには、早く収穫した水菜や壬生菜が最適ですね。柔らかい茎と葉だからこそサラダ向きなんですね。
伝統野菜でありながら変わらない部分と、時代に合わせて変化するのも、京野菜の魅力ですね。
株の大きい壬生菜は、ダイナミックに牛丼風に。茎がしっかりしているので歯ごたえもばっちり。
加熱をしても、肉に負けない存在感がありました(笑) お鍋や加熱料理にはやはり昔ながらの大きい株のものが向いているように思います。
大きい株、小さい株、どちらもそれぞれ良さがあります。時代のニーズに合わせて変化しながら、 100年後の日本の方にも食べ続けてほしいですね。
スーパーで 売っていた紫水菜
こちらももしかしたら100年後には伝統野菜になっているのかもしれません(笑)
しっかりと次の世代に伝えていきたいですね。
京都府のまつのベジフルサポーターのシニア野菜ソムリエ・管理栄養士・中本絵里でした。