茹でてから冷凍してもいいですが、冷凍の場合は、水分が多いと解凍時に、食感が悪くなってしまうので、水分をよく切ってから冷凍してください。私が購入したものは、かなり大きく、何日分あるんだろう?!と思うくらいたくさんの花蕾がついていました。
私は、冷蔵庫や冷凍庫で保存するよりも、一気に消費する方法を選びました(笑)ロマネスコをさっと茹でてから、1/3はサラダ用に、残りの2/3はスープにするために、別のお鍋にお湯を沸かし、さらにやわらかくなるまで、塩を入れてぐつぐつと煮込みました。お湯は、ロマネスコがひたひたにかぶるぐらいの分量です。ロマネスコはビタミンCが豊富ですが、熱に弱いのが少し残念なところ。加熱してしまえばビタミンCの摂取量は、それほど多くありませんが、食物繊維も含まれているので、腸内のお掃除にいかがでしょうか(笑)
下処理をする時は、栄養がお湯の中に溶け出してしまうので、蒸すなど調理方法にも工夫が必要ですが、ブロッコリーやカリフラワー、そしてロマネスコは、やはり一度熱湯にくぐらせて、汚れを落としておきたいな、と思うので、私はいつもさっとボイルしています。
ほろほろと崩れそうなぐらいになったら、ハンドブレンダーの登場です。以前は、ミキサーを使っていましたが、最近は、ハンドブレンダーの便利さに、すっかり目覚めました。お鍋の中に直接入れて使えるので、洗い物も少なくてすみます(笑) ピューレ状にすりつぶしたロマネスコに、味付けは、シンプルに天然塩だけで。シンプルであればあるほど、野菜本来の味が際立ちますね。水分は少なめなので、「食べるスープ」として楽しんでいます。
牛乳や豆乳を加えて、なめらかなポタージュもおすすめです。その時は、コンソメやブイヨンなど、少し調味料を加えた方がいいですね。消化にもよく、食べごたえもあり、何より簡単にできて、栄養たっぷり。忙しい時にもしっかり野菜を食べて、毎日健やかに過ごしたいですね。
兵庫県のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵でした。