みなさま、こんにちは。
栃木県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ベジフルビューティーセルフアドバイザーの籠谷(こもりや)めぐみです。
栃木県佐野市は佐野ラーメンが有名ですが実はB級グルメ『いもフライ』も有名なんです。私はいもフライをはじめて食べた時に外はカリッと中はほくほくじゃがいもの旨みがしっかり感じられるいもフライのたまらないおいしさに衝撃を受けました。それ以来私はいもフライが大好きで見かけるとついいつも買ってしまいます。今回はそんな栃木県佐野市のソウルフード『いもフライ』をご紹介させていただきます。

いもフライとは栃木県の佐野市、栃木市足利市、いわゆる両毛地域といわれる周辺で非常に人気です。街には専門店が多くあり、この付近のスーパーにはお総菜コーナーにいもフライがほぼ必ずと言って良いほど置いてあります。

佐野は特にいもフライのお店が多く、たくさんの地元の人々に愛されていますあの有名ご当地ゆるキャラさのまる君はいもフライの剣を持っているんですよ。

両毛地域にいもフライが広まった背景ですが戦後まもなくから、当時佐野市を含む両毛地域において盛んな産業であった絹織物工場で働く人々を相手に、行商人が安価なジャガイモを食べやすく加工してリヤカーを引いて売り歩いたものが広まり現在に至るそうです。じゃがいもはお米よりも安く手に入り腹持ちが良いということから昔から愛されて栃木県民はもともとソースが好きな県民性もあり、いもフライが人気になったと言われています。使用するじゃがいもの品種はきまりはありませんが男爵を使うことが多いです。
地域やお店によって、生地に長芋やカレー粉を加えたり、天ぷら風にしたりと個性がありますが今回は自宅によくある材料で作れちゃうかんたんいもフライの定番のレシピをご紹介します。

～材料～
・じゃがいも
・卵(なくてもOK)
・小麦粉(水を少し入れ混ぜお好み焼きのタネ位のとろみにしておく)
・パン粉
※それぞれ適量

～作り方～
１、たっぷりのお湯でじゃがいもを茹でる(蒸しても良い)

２、茹でたイモを一口大に切り、皮をむく

３、イモに小麦粉と水、卵を混ぜたものをまぶす。

４、３のイモにパン粉をまぶす。

５、熱した油でキツネ色にカラッと揚げて完成。このように串に刺して揚げるのが定番です。ビールにも合うんです。

衣が多めに付いているのがポイントです。たーっぷりソースをかけて召し上がれじゃがいもはビタミンCが豊富。しかもじゃがいものビタミンCはでんぷんに包まれているため熱に強いのが特徴です。ビタミンCはコラーゲン生成に不可欠なビタミン。また、免疫力を高めてくれる効果が期待できる栄養素です。もし栃木にいらっしゃることがありましたらぜひお店で食べてみてください。専門店のいもフライは冷めてもおいしくてやはり一味違います。お酒のおつまみにもお子様のおやつにもピッタリな『いもフライ』みなさまもご自宅でぜひチャレンジしてみてくださいね。

栃木県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ベジフルビューティーセルフアドバイザーの籠谷めぐみでした。