沖縄の、まつのベシフルサポーター野菜ソムリエの元気もりもり森塚佳世子です！
このたびは、沖縄では「血の葉」とも呼ばれるハンダマーをご紹介します。

抗酸化作用を持つアントシアニン鉄分を豊富に含む事から「血の葉」出荷が多いのは春～秋にかけてですが、一年を通して入手出来ます！
熊本では「水前寺菜 」-スイゼンジナ-
石川県では「金時草」-キンジソウ-
愛知では「式部草」-シキブソウ-
と呼ばれているお野菜です。さっと茹でて絞ると、きれいなピンク色の汁が！

桜便りの日本列島ですが、沖縄はソメイヨシノは咲きませんので、桜に思いを馳せてきれいな汁を利用して淡いピンクに色付けし、塩漬けの桜で味をつけて「桜ごはん」ハンダマーは色付けだけで、優しい桜の香りと塩味です。お浸しは、ポン酢で味付けしてみました。

海藻のワカメが分厚くなったような食感と、どくだみを思わせる風味を感じます。(クセになる味)加熱するとヌメリが出るのが特徴ですが、茹で時間を短くすると、若干抑えることができます。サラダの彩りに生食も可能です。裏、表とも緑の品種もあります。ただいま出荷中の、沖縄産「パパイヤ」「ビワ」と一緒にスムージーを作ってみました。(果汁100％のシークヮーサーを少し足しました)

ハンダマーの苦味と風味パパイヤの甘味と、ビワとシークヮーサーの酸味。私は苦めが好みですが、パパイヤやビワの代わりにバナナやヨーグルトを入れると飲みやすい味になるかと思います。沖縄は25℃を超える日が続いてきました。海開きも所々で始まっています。暑くなると、お野菜の種類が少なくなってきますが、海と空に癒される季節の到来！でも、あります！