みなさまこんにちは。
大分県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、ジュニアオリーブオイルソムリエの井上美加です。
少しずつ夏に近づいている今日この頃 爽やかな風が吹いています。今回は夏野菜ナスのお料理のご紹介です。
写真右から
- 米ナス高知県産
- 長ナス大分県産
- 赤ナス熊本産
3種類のナスでそれぞれの特性を 活かしてお料理してみました。みなさまお馴染みくまモン。そんなくまモンのシールのついたナス、熊本赤なす。品種はヒゴムラサキ。熊本の赤なすは大正時代から生産されているナスです。農家ごとにバラつきがあったものを選りすぐり2002年に県農業研究センターがヒゴムラサキという品種を開発し、ブランド化に取り組んでいるそうです。
そんな赤なす。触ると少し柔らかくふんわりアクが少なく、ジューシーでほんのりと甘い。旬は真夏をさけた2月〜6月、秋は9月〜11月 。焼きなすがおすすめですが、生で食べると美味しいナス。それを活かしてナスのマスタード寿司
寿司飯に 白ごま、赤なすの角切りを混ぜ合わせます。混ぜ込む赤なすは火を通さずに。トッピングはオリーブオイルでソテーした長ナス。小さく丸めた寿司飯にマスタードを多めにのせてソテーした長ナスをトッピング。マスタードの酸味がねっとりと甘いナスに合い、なぜかまろやかに感じます。寿司飯に混ぜた赤なすがさっぱりとマッチします。
赤なすのカルパッチョ
トマトの上に赤なすのスライスをのせて、塩、コショウ、オリーブオイル。さっぱりとナスを生で食べるのが新鮮に感じました。
ナスの紫紺色はナスニンと呼ばれるアントシアニン系の色素で、抗酸化力をもつポリフェノールの一種。ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える力がある悪玉コレステロールの値を正常に保つ作用が期待される栄養素です。
米ナスは、基本的に生食には向いていませんが、加熱するとクリーミー。煮物や焼き物にその美味しさを発揮します。アメリカ種の大きくてまん丸なブラックビューティーが日本で改良された品種です。そんな米ナスをオリーブオイルで素揚げしてそうめんにトッピング
ナスの素揚げ豆乳 そうめん
そうめんつゆを豆乳で割りそうめんにかけます。米ナスの濃厚さと豆乳のまろやかさでひと味違うそうめんになりました。
こちらは、オイルと相性のよい米ナスと夏野菜で、野菜ゴロゴロなラタトゥイユ
米ナスを大きめにカット。パプリカ、ピーマン、玉ねぎ、カボチャ、ガーリック、プチトマトで作りました。ストックしておくと便利です。3種類のナスを使ったお料理いかがでしたか? ナスもそれぞれ特性を知り生で食したり炒めたり煮たり品種にあった調理法で美味しさアップです。夏のナス、気になり始めましたか?
大分県まつのベジフルサポーター井上美加でした。