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皆さま こんにちは!
富山県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、ジュニア食育マイスターの明野 依里佳(あけの えりか)です。
農産物直売所を巡って、その土地にある野菜果物を見るのが大好きな私が、今回地元富山の直売所で見つけたフキを使って、お料理をご紹介いたします。
フキの原産地は日本で、私たちにとっては馴染み深い野菜のひとつです。フキは古くから日本の各地で、自生栽培されてきました。独特の香りとほろ苦さが特長で、ちょうどこの時期に旬を迎えます。煮物や炒め物、和え物などの調理法でいろんな料理にアレンジできるのでオススメです。
まずフキが手に入ったら、その日のうちに下ゆでをします。鍋に入る長さに切り、塩をふって板ずりをします。沸騰した鍋に、塩のついたフキをそのまま入れて4分ほど茹でます。その後冷水につけ、冷めたらすじをとります。
【保存方法】
水を入れた保存容器に入れ、冷蔵庫で2~3日は保存可能です。その場合、水を毎日交換してください。けれど、早めに使い切るのが良いです。また、風味は落ちてしまいますが密閉袋に入れて冷凍保存も可能です。
「フキとツナのマヨネーズ和え」
材料 (2人分)
下ゆでしたフキ・・・1束
ツナ缶・・・1缶
マヨネーズ・・・大さじ2
塩・こしょう・・・少々
作り方
1.下ゆでしたフキは長さ2~3cm程にきる。水気を切ったツナとマヨネーズとフキをボウルに入れ、塩・こしょうで味を調える。
ほんのりフキのほろ苦さも感じることができます。そしてマヨネーズとツナを入れることで、子どもにも食べやすい味になります。同じ味つけでも、少し食材を代えるだけで、新たなお料理の完成です。
たたいた梅干しと、刻んだ大葉を入れてマヨネーズで和えました。
冷凍保存してあったフキを使って、炊き込みご飯
水加減を通常より少なめにし、冷凍のまま他の具材と一緒に炊飯器に入れて、炊飯するだけで時間も節約できる簡単料理です。
油揚げと一緒に定番の煮物料理です。
フキと豚肉の炒め物は、フキのほろ苦さがいいスパイスになり、ご飯が進みます。
実は私、子どもの頃はフキが苦手でしたが、日本伝統の保存食であるフキの佃煮「きゃらぶき」は大好きでした。きゃらぶきは、フキのすじは取らず煮るのですが、そのすじも気になることはなく甘辛い味が食欲をかきたてます。
フキはこの時期だけのご馳走です。いろんな調理法でフキのお料理を楽しんでみてくださいね!
富山県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、ジュニア食育マイスターの明野 依里佳でした。